いよいよ手術当日。


朝もスッキリ起きれて、いつも通りの朝。

本当に今日、手術を受けるのかなと思ってしまうくらい冷静でした。


今日は一日食事抜き。食事がスケジュールから抜けると手持ち無沙汰になりますね。


午前中はS-ICDの植え込み箇所を確認するため、検査室へ。


植え込み箇所は人によって少し違うみたいで、心電図がはっきりと計測できる場所にするとのこと。


いろいろ検証して、植え込み箇所を決めるまで1時間弱くらいかかりました。


お昼前から点滴を開始。何度か刺し直されて、痛かったです。


手術は午後2時からと言われて、段々、緊張してきました。


人生初の手術、健常者でいられるのもあと数時間、術後の痛みなど、いろいろなことが頭を巡ります。


「時間です」


看護師さんが迎えに来て、手術室へ向かいます。


途中、デイルームに寄り、父と弟に会いました。

なんだか家族に会って、気持ちが緩んだのか、思わず泣いてしまいました(笑)


気を取り直して、手術室へ。


手術室へ入るとクラシックが流れていました。

テレビとかで見たことあるけど、本当に流れてるんですね。


手術台の上に上がると、点滴の管が詰まってしまったみたいで、再度刺し直し。これもまた痛かったです。


執刀医から手術の流れについて改めて説明があり、順調なら2〜3時間で手術が終わると言われました。早く終わって欲しい…


胸に心電図の計測器、万が一のときのために除細動器のパッドが取り付けられました。万が一のときとは、S-ICD植え込み後、S-ICD本体で心室細動を起こし、除細動をかけるテストを行うのですが、その時にS-ICDが作動しなかったときとのことでした。


続いて、麻酔科医から麻酔の説明があり、マスクを取り付けます。


「ゆっくり深呼吸してください。しばらくしたら、麻酔が効いて、眠りますからね」とのこと。


スーッ、ハーッ、スーッ、ハーッ…


こうして、手術は始まったのでした。