ここまでずっと黙ってたクラウンが話しかけるよー


「本当の本物のウェズリーはお墓で眠ってる」

「本物のウェズリーのためにがんばって」

「今まですまなかった」
そーね
記憶を書きかえられてたとはいえ
さんざんクラウンの記憶を疑ったんだもんねー

そして偽ウェズリーの待つテラスへ

偽ウェズリーと話し始めるよー

アイゼルが記憶を取り戻したことで
存在があやふやになってきてる偽ウェズリー

アイゼルが入学祝いにウェズリーにプレゼントすると
約束したあの剣を今すぐ欲しいという偽ウェズリー

アイゼルに本当の弟だと認めてもらわないと消えてしまう偽ウェズリー

「だから」
「弟の証として」
「あの剣を」
偽ウェズリーは必死だよー

「俺のせいでつらい思いをさせてすまねぇ」

「あの剣だけはお前にはやるわけにいかない」

「俺にとっての弟は死んだウェズリーただひとりだ」

大切な人を亡くして苦しんでる人はたくさんいる
その中で自分だけがズルをしたら
死んだウェズリーに顔向けできないというアイゼル

「お前は俺の弟じゃない」