朝から入り待ちをし、大劇場ロビーは人という熱気であふれ、
いよいよ大劇場最後の公演が始まるという、ある意味殺気がかったともいえる、明らかにいつもと違う客席の空気感にクラクラし、いよいよ待ちに待った開演のアナウンスが響き渡ると、緊張感で客席が凍てついた。
お芝居『桜華に舞え』でのみっちゃんは、いつもどうり安定の演技力と歌唱力で私達客席をお芝居の世界にドンドンと引き込んでいった。
そして、ラストシーン。
お芝居の魅せ場に入ったみっちゃんは、ここから一気にヒートアップしたように感じられた。
その表情や気迫や熱気からは、21年間もの間、ただただ男役 一筋に歩んできた…いわば男役の集大成を客席にいる我々に、これでもかこれでもかと魅せつけてくるかのようなある意味(*^o^*)凄みのある超超超超渋カッコいい主演男役さんのみっちゃんだった(@_@)。
そして、ショー。
気迫に気迫を重ねた素晴らしいショーだったし、ショーのなかでのとあるシーンでは、毎回毎回、みっちゃんの表情が苦しさでいっぱいになるところがある。
そして、例外なく今回もやっぱり苦しそう。。。
でもね、みっちゃんは、この苦しそうな表情からいっぺんしてソロの唄に入るんだ。
観劇していていつもこのシーンではおどろかされたけれど、それも今となっては良い想い出かぁ(涙)。
で、いよいよ サヨナラショーの開幕。
もう、なんと伝えれば良いのかな!(◎_◎;)。 圧巻、感無量、 いろいろな想いが交差する中、たどり着いた感情は、
サヨナラショーだけで、立派な一つの演目の舞台になっているということ。。
じゃあ、今まで観たサヨナラショーという名のショーはいったいなんだったんだろう?? と途中から息を呑んで魅入ってしまった。それくらい何か??が違う???
う〜ん、明らかに『質』が違うものに見えてしまった。
美城さんの実力とみっちゃんの実力が融合した時、ふと感じた感覚は、
『宝塚はこんなにも優秀な人材を、一度に二人も無くしてしまうのか(涙)。専科って、ある意味、覇者だなっ』な〜んて想いが込み上げてきて、なにかのドラマのセリフではないけれど、『なんて、おろかな。。(寂涙)』なんていう気持ちで胸がいっぱいなってしまった。
すると、胸が苦しくて苦しくて、そして、みるみるうちに涙涙で舞台が見れなくなってしまった。
在団21年という宝塚人生を、ある人は長すぎるよ…、な〜んて笑う人もなかにはいるかもしれない。
『宝塚はこんなにも優秀な人材を、一度に二人も無くしてしまうのか(涙)。専科って、ある意味、覇者だなっ』な〜んて想いが込み上げてきて、なにかのドラマのセリフではないけれど、『なんて、おろかな。。(寂涙)』なんていう気持ちで胸がいっぱいなってしまった。
すると、胸が苦しくて苦しくて、そして、みるみるうちに涙涙で舞台が見れなくなってしまった。
在団21年という宝塚人生を、ある人は長すぎるよ…、な〜んて笑う人もなかにはいるかもしれない。
でも、21年間も一つのことにうちこんだからこそ、類を見ないサヨナラショーになっていることは間違いない。
わたしは、一つのことにそこまで打ち込めた、北翔海莉さんと美城れんさんに心からの敬愛を持たずにはいれない、それほどまでに素晴らしいサヨナラショーでありました。
最後に、東京公演の千秋楽を観劇されるご予定の皆様。
存分に星組千秋楽を楽しんで下さい!
それほどまでに、宝塚大劇場、星組千秋楽はすべてにおいて お見事でした!!