人手不足の問題が続いている介護業界。高齢化が進む日本において、介護の必要な人は多いが、それに対して介護職を希望する人材が乏しいのが原因だろう。いわゆる3K、きつい、汚い、危険、といったネガティブなイメージが未だに根強く、介護職を敬遠する若者も多いと聞く。
その反面、介護に魅力を感じている人がいるのも確かなことで、社会に貢献したい、困っている人を助けたいと、介護業界に就職や転職をする人も次第に増えているようだ。

介護業界は未経験の者や無資格の者にも、その門戸を開いている。採用の際に重視されることは経験や資格ばかりでなく、その人柄やその人の介護に対する姿勢、やる気を評価する事業所もある。
各求人誌を見ても、介護職の求人は常にあり、未経験者歓迎、などと記され実際に活躍している人もいるが、介護はなんのスキルも持たずにできるような簡単な仕事ではない。介護の仕事には、人と人とのコミュニケーションが重要である
介護をする側も介護を受ける側も、気持ちよく過ごすためには最低限のコミュニケーションスキルは必要だろう。

介護業界の特徴として、性別や、年齢に関係なく働くことができる、という点が挙げられる。体力に問題のない20代から、中には60代、70代で介護の仕事に就く人もいる。
自分の親や親族の介護経験、自らの社会経験を活かすことができる介護の仕事は、困難がある一方でやりがいのある仕事だと言える。内閣府の調査によると、総人口が減る中で2036年には3人に一人が高齢者という世界が到来しようとしている日本。介護職はまだまだ需要の伸びる業種である。

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