アラブに伝わる寓話「王女の誕生日」

王女の誕生日に国王が、プレゼントは何か欲しいと聞いたところ物のプレゼントは要らない。
国中の人が一斉に大声を出したらどうなるのかを聞いてみたいと言った。
国王は、王女の誕生日を休暇とし、王女が産まれた正午きかりに鐘の合図に全員外を出て
王女様おめでとうございますを3回 大声で叫ぶことと、違反した者には罰金を科す。

誕生日当日、王女は宮殿バルコニーで正午を待つ。
鐘がなったのち、地鳴りのような大声が聞こえるはずが、静まりかえった状態だった。
バルコニーから見ると老若男女を問わず、みんなが大きく口を開けて叫んでいるようだが、
声が出ていない。

それは、国中に響き渡る大声をみんなも聞いてみたかったからだ!
大声を出して叫ぶと、聞こえなくなるから一人ぐらい声を出さなくても判らないだろうと考え
叫ぶふりをして耳を澄ませた。

こう言う事を社会的手抜き(または集団的手抜き)と言うらしい。
大勢で仕事をする際、効率があがる場合もあれば、少人数の方が効率があがる場合もある。

確かに大勢に同じ事を指示すると、自分が対応しなくても他の人がやってくれるだろうとの
考えから、手を抜く輩がいるのは会社にもいえる。

手抜きを防ぐには、それぞれの責任を明確にして行動や成績を評価するシステムが有効ら
しい。
この寓話を聞いて、会社で見ているとみんなでやりましょう~と言うと必ず怠けものがいるの
が良く判る。
そのくせ、自分の評価は低いと言う輩がいるかぎり、会社は良くならないと考える。

当然、お客も同じ見方をしているわけで、ぼーと突っ立っているだけでは良い評価は貰えない。

責任者は、明確な仕事の割り振りを考え、行動にムラが無いかのチェックも必要だ(`・ω・´)ゞ