「壊れているけどチェンソーいる~?」てことでもらってきました。
チェンソーって使うことが無いけど、もらってきちゃいました。
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なんとスチール製で昭和54年製。

どこが壊れているか分からないのでまずは状態確認。

スターティングロープをゆっくり引っ張っると圧縮はかなりある。
プラグを外して点火を見るとこれもOK。
エンジンは軽くまわるのでクランクもOK。

スターティングロープを勢い良く引っ張ってみるがエンジンはかからず、ブルンとも引く力も軽くならない。
プラグを外してガソリンを2・3滴たらして見るとエンジンがかかってくれるがアイドリングが続かない。

キャブレターの掃除で済むなと思いながらふかしてしてみると肝心のチェーンがまったく回っていないので遠心クラッチが不良みたい。

キャブレターは分解清掃して早々と終わらせ、次は遠心クラッチ。
カバーを外すと遠心クラッチが出てきました。
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「遠心力でクラッチをつなぐ」ぐらいは知っているが実物を見るのは初めて。
安全装置のブレーキのためのクラッチみたいな物があったりして思っていたより複雑だなと思いながらクラッチの点検するが固着などの異常はないようだ。

こうなると分解するしかないので、ねじ込まれているクラッチを外すと
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こんな感じ。
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クラッチシューにオイルがまわって焼けている。

サンドペーパーで表面を削り組み付けて試運転するとあっさり直ってしまった。