熱い思いで立ち上げましたが、引き続き熱い思いで場所を変え…
もしもし…
はい、こちら、まちのでんき屋ですが。
テレビが故障したみたいなんだけど、見てくださるかしら?
はい、かしこまりました。
お住まいはどちらでしょうか?
まちのでんき屋は、一両日中には現場へかけつけます。
お客様宅にてテレビを診ながら、
ところで、テレビの寿命って、何年くらいかしら?
だいたい10年前後とご説明いたしております。
ウチのテレビ、8年目なんだけど、寿命かしら?
買い替えた方がいいかしら?
故障個所の部品があれば、修復は可能ですが、費用他の見合いで、買い替えた方が得策なこともあります。
そう、実は少し買い替えを考えていたんだけど、いつもお宅のチラシが入ってるから、もし、修理して直るならばと、電話してみたの。
ありがとうございます。
きっと、寿命よね。
買い替えを考えてたんだけど、お宅でもテレビは売っているのかしら?
「家電の小売」が当店のメイン看板です(笑)。
そうなの?
実は、買い替える気持ちが半分だったから、ディスカウントへ見に行ったんだけど、お宅ではディスカウント並みに価格が安くなるかしら?
ディスカウントは確かに安いですよね。
まちのでんき屋は、面倒見がよいからか(手前味噌ですみません)、お得意様からは高くてもお声がかかります。
が、初めてお声がかかったお客様には、家電品を売っていることすら知られていないケースが多々あります。
もし、修理しなきゃならないとして、修理費はいくらくらいになるかしら?
この先、どれくらい持つかしら?
やっぱり買い替えようかしら…。
お客様、どうやらテレビは故障していないようです。
テレビ映りが悪いのは、アンテナ設備に不備があるからです。
えぇ?どうしてわかるの?
アンテナの計測器でお客様宅のアンテナレベルを測定すると、テレビ映りに不備が生じるか生じないか、微妙なレベルの数値が示されていました。
まちのでんき屋は、この状態をアンテナの不備と判断します。
結局、アンテナの不備を修繕し、テレビ不具合という問題は解決しました。
ありがとうございました。
お陰でテレビはきれいに映るようになりました。
本当に助かりました。
また、いつでも、お声をかけてください。
もし、お客様が迷わずディスカウントへ走られていたら、テレビは新しい品に変わっていたことでしょう。
しかし、同時にアンテナの不備を知ることになったでしょう。
はたして、8年見たテレビは、本当に買い替える必要があったでしょうか?
価格では勝てませんが、トータルで安く上がる。
それがまちのでんき屋です。
KDS(家電ディスカウント作戦)と銘打ち、今一度、「まちのでんきや」なるものの復権を図ろう!と心に誓い、真似事ながら、綴ることを始めた。
(今回から文体を変更する)。
初っ端の投稿で、私が営業鞄にいつもしのばせているパウチを紹介した。
以下抜粋、斜め読みを。
とある家電ディスカウントの店頭で、「ムダを省いて価格日本一に挑戦!」というのぼり旗が多数はためいていました。
家電ディスカウントが安い理由(わけ)。
それは、薄利多売を実現するからです。
利益率を抑え、多売することでさらに仕入れコストを抑え、さらに多売する、そのためには経費やコスト、ムダをカットしなければならず、キャッチにも頷けます。
では、ムダとはなんでしょう。
たとえば当店では、家電品購入の相談を受けた場合、一にも二にも現場へ出向きます。
そして、必ず調査、リサーチします。
①購入に至った経緯は。
②寸法は問題ないか。
③周辺のインフラは万全か。
④本当にお客様にマッチした商品か。
⑤ご家族全員の同意があるか。
等々。
調査し、判断し、成約に至り、品物を納入したなら、保守(メンテナンス)を要するに至ります。
また、調査や保守時、あるいは電気設備、水道設備、アンテナ設備など、家電にまつわるインフラ整備をする際など、厄介な窓口業務を一手に担います。
同時に保守やインフラ整備においては、相対的多数を販売スタッフ本人が手がけることにより、お客様宅の家電品を含めたトータル家電ライフまでを熟知します。
「ムダを省く」のムダとは、調査し、判断し、保守し、窓口を担うという諸々の手間暇やコストのうち、多数をお客様の自己責任に委ね、安全安心を要求するときは、完全オプションとすることで、ムダを省くと表現していることに他なりません。
したがって、町の電気店がお奨めする家電品は家電「品」のみならず、家電品を含めたトータル家電「ライフ」をさし、同じようでも実は全然違う品物なのです。
家電ライフにおいて、品物の購入+安全と安心をセットとして考えたトータル家電ライフにおいては、決して高くはないと、自負しています。
ディスカウントが「ムダを省いて価格日本一に挑戦!」なら、
町の電気店は、「安全と安心を担保してサービス日本一に挑戦!」です。
そして、
「トータル家電ライフでは価格も日本一に挑戦!」がキャッチコピーなのです。
という具合。
さて。
①~⑤について、おいおい解説を。
①購入に至った経緯は。
購入に至った経緯というか、たとえば私はお客様から、「購入を考えているが、どんなものか」という相談をよくされる。
こっちも商売だから、それはそれは形のある品物を売りさばくことによってノルマを達成させたい(笑)。
それはともかく。
はっきりした故障ならともかく、たとえばテレビの買い替えを検討しているとして、なにはともあれ、私は必ず現場へ出向く。
KDS「まちのでんきや」であれば、誰もがそうすることであろう。
ディスカウントやインターネットが、店頭やウェブ上ですでに品物の購入意志はもちろん、はっきりしたモデルの特定までしているのとはわけが違う。
テレビ映りが悪いと。
ついては年数も経っているからと、買い替えを考えておられると。
どれどれ?
おや、この映りは?
お客様、他の部屋のテレビ映りは?
他の部屋も、見た目ではわかりにくいが、測定器で測ると数値はよくない。
これはテレビの問題ではなく、アンテナ設備の問題ではないか。
アンテナの問題個所を修復し、その上でテレビの買い替えはどうされるかを問う。
これならまだしばらく観れるかなという運びから、テレビの買い替えは保留に。
ノルマに近付くことはできなかったが(笑)、そうすることで、事の本質を探ることで、お客様からは信頼を得られる(と自負している)。
こういう逸話は山のようにある。
洗濯機買い替え相談を受け、現場へ出向いたら、実は不具合のあったのは排水設備の方であった。
排水設備の修復で問題は解決した。
照明買い替えの相談を受け、現場へ出向いたら、実は不具合のあったのは壁スイッチの方であった。
壁のスイッチ交換で問題は解決した。
エアコン買い替えの相談を受け、現場へ出向いたら、なるほど、リモコンが作動しない。
賢いお客様なら、リモコンの電池を試みるが、相変わらずエアコンは動かない。
原因は、エアコンにあり、センサー受け口の修理で割安で問題は解決した。
掃除機買い替えの相談を受け、現場へ出向いたら、なるほど、掃除機の吸い込み力が足りない。
よく見ると、ホースに靴下が詰まっており、除去にて問題は解決した。
等等。
挙げればきりがない。
よくディスカウントとKDS(町の電気屋)の違いを、アフターサービスという切り口で語ることがあるが、それと同じくらいのウェートで、実はビフォアーサービスが肝心であると説いている。
ビフォアーのケアによって、買わなくてもいい品を買ってしまったり、もっといいアイディアがあったはずなのに機会をロスしたりで、本当にディスカウントだったのはどっちですか?ということを、おしつけがましくならないように啓蒙している。
真のディスカウントはどっちですか?という意味で、真のディスカウント作戦という意味合いで、KDS(家電ディスカウント作戦)と、仮に命名した。
かえすがえすも、仮称である。
機会があったら、同士で議論を盛り上げたい。
個人的には、他に三つ、アルファベット3文字を温めているが、それはまたいずれ。
関越のバス事故は、バス業界のみならず、交通業界のみならず、今我が国におけるあらゆる業界業種のしわ寄せを一手に引き受けてしまったといってもいい、不幸なできごとだと考えます。
よくああいう事故があると、価格競争の弊害が…と軽々しく報じられますが、はたして、価格競争を煽るだけ煽っているのはどこの誰でしょうか?
2000年の規制緩和以来、高速ツアーバスの新規参入が大幅に増え、価格競争が激化し、そのしわ寄せがきたのだと。
よく安全と格安の両立を…と申しますが、そもそもそんなことが本当に可能でしょうか。
バス業界のことはよくわかりませんが、家電業界におきかえ、安全と安心と格安をセットでなど可能ですか?と問われれば、間髪を入れず不可能です!…と断じていえるかどうかはともかく、本音では無理です。
高速ツアーバスに対して、乗合バスがあります。
これは、運行形態について、国土交通省に届けが要るなど、規制は厳しいと。
事故のあった金沢東京間でいうと、7500円位が適正料金だそうです。
それが件のバス料金は3500円。
常識で考えて、半分以下という価格設定で、安全も安心もパックであるはずがあるでしょうか。
あり得ません。
某高速ツアーバスの社長が取材を受け、ワンマン(運転手が一人、つまり交代要員を待機させたくてもできないほど厳しい価格条件の依頼)の仕事はお断りしているという場面をテレビで観ました。
乗合ではなく、ツアーの会社でも、あまりにも厳しい格安の注文はお断りしているという話ですから、少し安心しました。
が、実情は、そうやって真面目に営業している会社は次々潰れているそうです。
つまり、なりふり構わず、ビジネスを最優先するか、潰れてしまうかという選択肢を迫られる業界だということです。
乗合バスは、所轄の官庁が国土交通省で、ツアーバスは、当面遵守すべき法律は旅行業法とやらで、所轄の官庁は経済産業省であると。
同じ高速バスであっても、その形態によって、所轄の監督官庁が異なるという滑稽ぶり。
ディスニーランドが終着だというので、確かにツアーにも見えますが、乗客45人のうち、実際ディズニーランドで降りる予定だったのはわずか7人。
残り38人は東京が目的で、ツアーとは名ばかりで、実際は乗り合いバスそのものなのではないかと。
となると、脚を伸ばしてまでディズニー行きとするのは、いかにもツアーバスであるかのように見せるためなのかと勘繰ってしまいます。
違法でないとはいえ、脱法でしょう。
そもそも一日670キロまでという規制も、厳し過ぎるのではないかとの声があったにも関わらず、見直しがされなかったのは、そうすると仕事そのものがなくなるという反発があったからだったとか。
所轄の官庁が違うように、そもそも3500円のバス会社と、7500円位が適正とされる乗合バスは、同じ高速バスであっても、全然違うバスであるという話です。
そして、折しも格安航空会社の台頭などもあり、バス会社自体の疲弊ぶりは過酷を極めるという実態。
さらには、やれ、LCCといえば、報道でチヤホヤされ、やれ、牛丼がいくらいくらといえば、やはりチヤホヤされ。
挙句は、価格競争のなれの果てだと、よく同じ報道機関で言ってくれると、甚だ違和感を感じるのは私だけでしょうか?
某バス会社の社員か社長が、取材に応じ、こうコメントしていました。
バス会社の当事者ですよ?!
自分の身内にはこう進言していると。
「バスだけは乗るな!」と。
あり得ますか?!
格安のA級戦犯たる家電業界に身を置く者として、格安が悪だとは言いにくいものの、「格安バンザイ」を連呼するのは、そろそろ控え目にしませんか?
亡くなられた7名の方におかれましては、心よりご冥福をお祈りいたします。
けがをされた方、一日も早い回復をお祈りいたします。
ОFR48なるユニットにスポットを当てた報道を最近続けて2回観ました。
ОFR48とはなんぞや?
アルファベット3文字と2ケタ数字の組み合わせには、最近いちいち驚かなくなりましたが、それでもやはり気になります。
OFRとは、なんのことはない、お風呂のことだそうです。
温泉施設、サウナ、銭湯に勤める看板娘が全国から集い、自称48歳までなら参加OKというユニットだそうです。
これがなかなか活動的で、現在ライブのため全国を縦断中だそうです。
しかも、来月にはデビューCDシングルを発売するというから本格的ではありませんか。
そこまでいうならと、ヤフーの検索キーにOFR48を入力し、サイトをのぞいたら、曲が聞ける箇所があったので、クリックし、フルコーラス聴いてみました。
強烈でした。
「お客様はハダカです」というタイトルで、凝りに凝ったPVに「温泉サウナ銭湯~♪温泉サウナ銭湯~♪」を連呼し、これは一度聴いたら耳に残り、しばらく離れません。
そうか、温泉、サウナ、銭湯か…と、必ず心に深く刻み込まれます。
CM効果としては、効果満点ではないでしょうか。
38歳男性の仕掛け人曰く、最近人気が下降気味の業界の閉塞感を打破しようと企画したものだとか。
なるほど…。
そして、あそこまではなかなかできないにしても、見習うべきものは多々あるようです。
広告会社に依頼すると、何億円もかかるでしょうが、ああいう仕掛けをすることで、CMどころか、番組本体がやってきて、出演を依頼されるのです。
戦略的ではありませんか。
甚だ勝手ながら、町の電気屋を仮にKDS~家電ディスカウント作戦~と銘打ち、ブログを開始しました。
かえすがえすも、KDSは仮称であり、叩き台ですので、文字通り叩いてください(笑)。
安全と安心をセットとして考えたなら、実はディスカウントなのは町の電気屋の方であることを訴えようと、ここ最近綴ってきました。
が、私がいうまでもなく、世間からは受け容れられ難い手段なのかなと、反省しないでもありません。
とはいえ、当面、地ならしも兼ねて、この方法しかないのですが。
あそこまで覚悟を決めて、女性スタッフが全国に顔を晒し、徹底的に発信しても、どうでしょう、「家に風呂があるから、銭湯になんか行かないよ」という意見が大勢でしょう。
が、それでも印象に残りますし、心の隅で「たまにはサウナでも行くか」と、くすぶっていた人の背中を押すぐらいの効果はあるかもしれません。
そこが肝心です。
なぜ銭湯なのか、なぜサウナなのかを訴え、内心くすぶっている人に訴えることが大切なのです。
そして、今流行りの手法で訴え、わかりやすく宣伝する。
いいヒントになりました。
というわけで、KDS(町の電気屋)の皆さん、自身の存在意義を啓蒙しませんか?!
なぜKDSなのかをメッセージしませんか?
曲名「お客様はハダカです」で、「温泉サウナ銭湯~♪」なら…。
曲名「お客様は…」
「安全、安心♪…」
すぐには思いつきません。
皆さんで作りませんか?!(笑)
海を渡ったダルビッシュ勇投手の活躍で沸くメジャーリーグと日本の野球ファン。
聞けば、渡米のために尽力したのが、松井選手とヤンキースの橋渡し役も担った、交渉人のアラン・テレム氏であったとか。
盛り上がりの一方、野球、ソフトボールが五輪の正式種目から外されるなど、世界のすう勢は、ベースボールなるものにノーを突きつけたことは、前回まで書きました。
同様のことが、KDSという町の電気屋稼業にもいえ、世のすう勢はディスカウント化しているという話も。
なぜ、野球なのかを啓蒙しなければいけないのというとの同様に、なぜKDSなのかという、今更ながらPRをしなければ、ますます斜陽の一途を辿るとも。
プロ野球は、地上波ではほとんど放送されません。
放映され、やや注目されるのは、CS(クライマックスシリーズ)ぐらいでしょうか。
CSつながりでいえば、CS放送では放送されているという、いわばマニアのカテゴリーに野球が名を連ねたということでしょうか。
奇しくも、KDS(町の電気屋)のことを、系列メーカーのCS(チェーンストール)というのは、偶然でしょうか。
偶然に決まっていますが、それはさておき、先に触れたメジャーリーグにおける交渉人という存在にスポットを当て、この切り口からKDSのお話を。
交渉人とは…。
①「球団と選手との間に入り、契約交渉に関する業務を行う者」と定義されます。
選手の高い評価を引き出し、球団へ高く売り込むことが主たる役割です。
また、広告会社との間に入り、CM契約を獲得するなど、契約上の複雑な手続きを効率的に担うなど、総じて交渉のプロです。
②また、遠征先のホテル費用、昼食の手配、マイカー通勤時のガソリン代、家族の観戦チケットの手配、渡航費用に至るまで、あらゆる手配、契約の代行を担います。
③選手が野球以外の煩わしいことにいっさい捕われず、安心してバットだけ振っていればいいように、環境を整える役割を担うのが交渉人です。
④当然のことですが、交渉人を雇えば、多額の手数料を支払うことになります。
しかし、そのお陰で、面倒な交渉や手続きに捕らわれることなく、、野球に専念ができるのです。
と、こんな具合です。
察しのいい方はおわかりでしょうが、交渉人とKDSをすっかり置き換え、アレンジします。
KDSとは…
①「家電メーカーとお客様との間に入り、家電ライフに関する業務を行う者」と定義されます。
お客様のニーズを探り、メーカー間と優位に家電品の購入や家電ライフを営むため円滑にサポートすることが主たる役割です。
また、ひとたびトラブルに至れば、関係業者間に入り、窓口業務を一手に担い、家電ライフにおけるあらゆる手配、メンテナンスの代行、時には自らが担います。
②また、年数回の展示会、イベントのご案内、記念品の進呈、また、家電はもとより、住宅リフォームや身の回りいっさいの相談窓口を担い、その手続き、進行の代行を担います。
③お客様が自身の本分である生活や趣味以外の煩わしいことにいっさい捕らわれず、安心して生活や趣味に没頭されればいいように、環境を整える役割を担うのがKDS(町の電気屋)です。
④当然のことですが、(ディスカウントではなく)KDSを頼れば、(ディスカウントに比べ購入における代価は)高くつくことになります。
しかし、そのコスト負担のお陰で、面倒なメンテナンスや窓口たらい回しや、購入における失敗をすることなく、お客様の趣味や本分に専念できるのです。
と、こんな具合です。
話の肝は、KDSの価格が高いのは、お客様にとって面倒なあれこれを代行することによって、コストがかかるからであるということです。
逆に申せば、ディスカウントが安いのは、面倒なあれこれは自己責任、自己負担ということであり、当然、安全安心も別料金だからです。
交渉人にコストを払ってでも、バットを振ることに専念することで、結局自らの価値を上げ、巡り巡って金銭的に優位が保てるのが野球人。
高いコストを払ってでも、安全と安心をセットと考えれば、家電ライフ全体では安く上がり、金銭的にも優位を保てるのがKDSのお客様であり、それをサポートするのがKDSというわけです。
…と、書き連ねると、我ながらなんて素敵な存在なんだ!KDSは!!!
…お客様にはこんな話はできませんが、そう思いませんか?!同業者の皆さん!
こうも素敵なんだということを、方法に議論のあるところですが、もっと宣伝しませんか?!
…との思いから綴り始めたというわけで…。
が、交渉人とKDSの決定的な違いが。
そのサラリーにおいて、2桁から3桁は違うでしょうか?
トホホ…。
KDS(町の電気店)の皆様。
KDSをブランドにしようではありませんか!
…との思いから、勝手ながら、駄文ながら綴ることを始めました。
とはいえ、KDSはあくまでもたたき台ですので、どんどん叩いてください(笑)。
いくらでもリセットしますので。
2008年北京五輪で、上野投手擁する全日本女子ソフトボールチームの金メダル獲得が、感動的だったという話を前回綴りました。
そしてそこから、自身を知り、地に足をつけ、アレンジを変えることでいかようにもヒントがあるという話も。
が、実は美談が美談で終わり、めでたしめでたしではないという話を。
2008年北京五輪での金メダル獲得の次の瞬間、2012年のロンドン五輪では、女子ソフトボールは正式種目から外れることになりました。
さらには、2016年のリオデジャネイロ大会での種目復活もならず。
目下、2020年大会の復活を目指し、2013年の採択を目指し、関係者が奔走しているという状態。
報道ステーションの特集では、上野の413球と銘打ち、ひたすら美談ありきで報じられていましたが、KDSの端くれとして、実は正式種目から外れるということの方が看過できません。
日本チームが目の前の宿敵アメリカを倒すということについては、誰もがのめり込む。
ひたすら敵を倒すことに打ち込んでいればよかったという話が、次の瞬間にはメダルは愚か、その舞台すら用意されていないという。
この現象をKDSに当てはめてみました。
当面、お得意様との関係を構築し、目の前のビジネス展開において、商材を用い、ツールを駆使し、熱意で攻略する。
が、それは、上得意様が安定して存在するという前提があってのストーリーです。
果たして、そんな前提は、いつまでも安定して存在し続けるものでしょうか。
勉強会といえば、やれテレビだ、冷蔵庫だ、オール電化だ、太陽光だと、ひたすら商品知識やなにやについて学びます。
それはそれでよいでしょう。
が、どんなに勉強し、ツールを駆使したところで、そもそも本当に駆使し得る舞台は常に用意されているのか?ということについて、度々不安に陥ります。
メーカー曰く「家電で先細りする昨今においては、新しい分野への取り組みこそが…」と。
それはそれとして理解しなければなりません。
明日の飯を確保するため、常に勉強し、当面の戦略を講じる。
が、そもそも先細りする原因はなんでしょうか。
テレビを回せば、二言目には「ディスカウント、ディスカウント」が連呼され、ディスカウント至上が定着し、そしてそのA級戦犯こそ、家電業界だからではないでしょうか。
32インチの薄型テレビが2万円台に!とのひとくくりにくくられた報道、ちょっと待った!
32インチのテレビは、どれもこれも同じか?と問いたいが、残念ながら、世間では同じなのです。
メーカーの第一義は、メーカーのブランド確立で、勉強会では、メーカーのブランドが高められても、KDSのブランド力は上がりません。
あたりまえですが。
正式種目から外されたのでは、腕の振るいようがなくなってしまった女子ソフトボールのように、一部の模範KDSが繁栄し、ちやほやされている分にはよいが、世間の趨勢から見れば、ごく狭い世界でのマイノリティでしかないという。
日本とアメリカと、アジアの一部の国では、野球やソフトボールが栄え、アジア大会では依然ソフトボールが種目として存在するが、こと、世界という大趨勢からは、ノーを突き付けられました。
2012年ロンドン五輪からは、野球と女子ソフトボールが正式種目から外れ、7人制ラグビーとゴルフが正式種目にエントリーされました。
野球が消え、フットボールがエントリーする。
この構図が、ディスカウントが台頭し、KDSが斜陽の一途を辿るという構図にシンクロしているように思えてなりません。
日本のトップスポーツは野球ですが、世界のそれはサッカーです。
いや、日本国内においても、果たして野球はトップスポーツといえるでしょうか。
1993年、Jリーグ創設以来、サッカー、とりわけ全日本チームは俄然注目を浴び、実力も比例してアップし、目下4大会連続でW杯進出を果たしています。
コドモの人気スポーツランキングでは、野球とサッカーは拮抗しています。
家電ディスカウントの台頭が速度を増したのも、ちょうど同時期からではないでしょうか。
併せてKDSは業界の隅に追いやられました。
ディスカウント対KDSの構図だけで勝負できるならまだしも、そこへネット通販なる巨人が出現し、さらには、韓国勢の台頭…。
さらに、家電を購入するという枠組で論ずるならまだしも、最近はレンタルというビジネススタイルも流行り、お試しした上で納得後、購入するという。
選択肢が増え、反比例してKDSがますます存在感を失うのです。
韓国といえば、今年ソウルへ旅行する機会がありましたが、ツアーのガイドさん曰く、韓国にKDSはいませんときっぱり。
本当にいないのか、いても存在感がないのか。
真意はわかりませんが、一ソウル市民がそういうのですから、少なくとも存在感はないのでしょう。
話を戻しますが、目の前の敵であるアメリカ攻略は攻略として、そもそもなぜソフトボールなのか、なぜ野球なのかを語らずして、真の繁栄はないという話です。
同様に、なぜKDSなのか…という話です。
日本が金メダルを獲得した2008年のそのとき、すでに次大会での舞台を喪失していた日本ソフトボール協会のスタッフが、アフリカを訪ね、ソフトボール競技の布教に奔走していたといいますが、時すでに遅しでした。
自己宣伝の必要性に迫られたのは、そうした境遇からというわけです。
今さらながら、クールジャパンと銘打ち、日本を売り込むことに力を入れ出した戦略と同様に、KDSも今一度復権を図ろうではありませんか。
野球やソフトボールしかり、日本文化しかり、KDSしかり。
せっかくいいものを持っていながら、売り込み不足が原因で斜陽化するということだけは、2011年を最後にしようではありませんか!
KDSをブランド化すべく、キーワードの創設、なぜKDSとアルファベット3文字なのかについて綴ってきました。
実は、IDにKDS48を…と目論んでいたのですが、すでに使用されていました(笑)。
ならば、地元の会発足の総会が明日4月5日なので、KDS45にしようとも思いましたが、それも使用されていました(笑)。
ちなみにKDS48は、株大好きサラリーマンとやらいうブログが綴られていました。
似たことを考える人がいるものだと、苦笑しました。
今日はなぜ、自己宣伝が必要なのかの話を。
今年はロンドン五輪の年。
日本人の活躍に期待しましょう。
さて、話は4年前に遡ります。
北京五輪で私がもっとも感動したシーンは、女子ソフトボールの金メダル獲得でした。
当時の報道ステーションの特集を参考に、おおまかなあらすじを。
五輪本選前、エースの上野投手は満身創痍でした。
そこで親交のあった中日の井端選手をメディカルコーチに据え、肉体とピッチングの改造に着手しました。
上野投手の急速は120キロ超ということもあり、疲労がピークでした。
速球の割に痛打されることもあり、分析がなされました。
その結果、負担軽減も兼ね、スピードが遅くても回転を増すことで早く見せる投球術をマスターしたのでした。
回転力が最も速く、省エネ投法ながらも打者が打ち辛いのは109キロというスピードであることも解明されました。
そして、五輪本選では快進撃を続けました。
が、準決勝のアメリカ戦では主砲にスリーランを浴び、一球に泣きました。
相手が主砲との力みから、つい120キロの剛速球を投じ、跳ね返されたのでした。
敗者復活戦を経て、決勝はまたもアメリカ戦。
初回、上野投手はワンナウト満塁というピンチを迎えるも、省エネ投法は、打者の手元で伸び、アメリカ打線の打球が詰まっていることに気づき、ピンチながら手応えを感じていました。
ピンチをしのぎ、接線を制し、結果は周知の通りです。
見事宿敵アメリカを倒し、金メダルを獲得しました。
歓喜のシーンは、未だに脳裏に焼きついています。
決勝戦では120キロは愚か、110キロ超のボールすら、投じられなかったといいます。
アメリカの主砲ブストス選手は後日「スピードボールを待っていたがこなかった」と振り返っています。
回転の効いた球が奏功した上野投手の作戦勝ちでした。
という具合です。
この逸話から、KDSは見習うべきことがあります。
力任せの投球術を封印し、気持ちを整理し、省エネ投法に修正し、勝利を手にした上野投手のように、まずは己を知り、自己分析し、自身はなにものであるかを知りましょう。
自身がなにものかもわからずして、お客様に伝わるはずがありません。
ましてや、お客様の親戚に伝わるはずがありません。
お客様はどうにか説得できたとしても、横からやってきた息子娘が、「なんでそんな高い所で買うのか」と、手を引っ張り、ディスカウントへ走られます。
あまりにも、悔しいではありませんか!
日頃、コールを受けては対応に走るのは誰だと…とは、申せませんが(汗)。
キーワード議論も含めて、自身を知ることが第一歩と考えます。
自身を知れば知るほど、所詮、家電品購入時の価格で勝負しても、どうにもならないということがわかります。
組合の活動でも、不当廉売を指摘しようではないかとの運動がありますが、それはそれ。
市場の原理に真っ向から歯向かっても限界があるのです。
ならば、視点を変えて、胸を張って、「ウチは家電品は高いよ」といえるKDSを目指そうと。
「でも、トータルでは安いよ」と標榜することがこのブログを立ち上げた意義でもあるのです。
さて、なぜ自己宣伝の必要性があるのかというテーマの答えですが、まだそれには3割も答え切れていません。
実は、女子ソフトボールの美談は、そこで区切れば美談ですが、最終的に本当に美談なのか?と疑問を抱くからです。
報道ステーションの特集では、そこの部分は気にもとめられていませんでしたが、KDSの端くれとしては、看過することができませんでした。
もったいぶるほどのことでもありませんが(笑)、その話はまた次回に。
KDS(町の電気店)の皆様。
なぜ、町の電気店がKDSなのか。
家電ディスカウントの略でKDS。
介助電化生活の略でKDS。
家電ディスカウントは、いわゆる家電「品」のディスカウントというより、当面はお客様の家電「ライフ」トータルについてディスカウントを標榜するものとします。
つまり、家電品を購入時の価格では到底ディスカウントには及ばないが、安全と安心を含めたトータルでは決して高くはないということを啓蒙します。
KDSの存在意義を宣伝しようではないか!との意志から、真似事半分ながらも、ノート代わりでもなんでも構いませんが、同志の叩き台にでもなればと。
そんな思いから、まず、KDSというキーワードを掲げました。
では、なぜアルファベット3文字でなければならないのかという話を。
たとえば、町の電気店とはなんぞや?と、興味を持たれたお客様がおられたとしましょう。
インターネットの検索キーワードになにを選択するでしょうか。
町の電気屋さん、町の電気店、街の電器屋…
マチは町なのか街なのか。
デンキは電気か電器か電機か。
デンキ屋なのかデンキ店なのか。
組み合わせを考えると、無数にあります。
これ!というキーワードがなく、統一感がなくして、どうしてその「なんぞや」までたどり着くことができるでしょうか。
KDSが綴るブログを度々検索しますが、ある日、面白いブログに辿り着いたのは良かったのですが、どうして今までこのブログにたどり着けなかったのだろうとの疑問を抱いたということがありました。
それもこれも、ブランドというにはおよそ程遠く、これといったイメージすらも困難で、もっといえば、存在感がないからです。
昨今の家電事情という報道があれば、端から取材先はディスカウントです。
KDSなどお呼びではありません。
会社の上司に問うたことがあります。
「マチの電気店のマチとは、どの字を充てるんですかね?」と。
上司は「町かな、街かな、きっと街ではないか」と。
正解はありませんが、私は「町」だと考えます。
メーカーがいうところの地域店という言い方に照らせば、地域に密着した、小さな「町」単位ということになり、やはり町なのかなと。
この道何十年もこの家業に従事する者でさえ、その辺があやふやときているのです。
もっとも、それがどちらなのか議論してなんの生産性があるのかと問われると、咄嗟には答えに窮するのですが…いや、そこを議論せずして未来はないのだとの思いから、ここに至ったのでした(笑)。
よって、この際なんでも構いません。
統一感さえあれば、ABCでもXYZでも構いません。
統一感のあるキーワードさえ見い出せば、とりあえずの目標は達成です。
アルファベット3文字としたのは、今流行りのAKB48のように、誤解のあり得ないキーワードにしたかったからです。
KDSってなに?と疑問に持っていただければ、その答えを聞いて、なにそれ?といわれたとしてもしめたものです。
悪名は無名に勝ります。
要は無名からの脱却です。
話は飛びますが、温泉といえば、あの温泉を思い浮かべます。
大浴場があって、豪華な食事があって、飲めや唄えのドンチャン騒ぎがあって、上げ膳据え膳の快適な宿泊施設をイメージします。
飯を食って、風呂に入って、寝るだけなのに、なんで1万数千円も払わなければならないのか?!とは誰も文句をいいません。
それは、温泉という確立されたブランドがなせる業でしょう。
本来温泉とは、天然から湧き出る温度の高い湯のことをいいます。
が、今日、温泉といえばあの楽しい空間の宿泊施設をイメージします。
翻って、KDSはどうでしょう。
蛍光ランプ一つを配達までし、高い所に脚立をかけ、器具の雑巾がけをし、ランプの交換をし、古いランプを処分までします。
テレビの操作がわからないとコールがあれば、やはり出向き、取り扱いの説明をし、黙々と対応の日々を繰り返します。
温泉が上げ膳据え膳なのと同様に、手前味噌ながらKDSの振る舞いも上げ膳据え膳ではありませんか。
が、温泉と違うのは、それらのサービスのことをころっと忘れ、どうしてテレビがそんなに高いんだ!という攻撃を受けるに至ります。
この話をし出すと止まりませんが、要はブランドとして定着していないからといえます。
KDSの狙いは、目指せ、温泉!に習うブランド化です。
同じ品なのにどうしてこうも高いのか?とは、いわせないことが目標です。
もっとも、その温泉とて、昨今は湯快リゾートに代表されるディスカウントの台頭に悲鳴を上げていますが。
ブランド化されたものとてそういうありさまなら、ましてや…。
次回は、自己宣伝が必要な理由(わけ)について…。
はじめまして、KDSの皆様。
KDSとは、甚だ勝手ながら、町の電気屋のことをいい、それは、次のような理由からその名にしました。
家電ディスカウント作戦でKDS
町の電気屋なのに、ディスカウントができるのか?という話ですが、当面は表向きディスカウントを目指す、ということにしておきます。
介助電化生活でKDS
KDSが、価格が高くても存続する所以は、一言では語り尽くせませんが、お客様、とりわけ年輩者やメカに弱い方々の、諸々の面倒見を、ディスカウント店よりは相対的にきめ細かく実現ができるからではないでしょうか。
こじつけ半分ですが、日々のKDSの活動は、いわば、電化生活における介助のようなものと考えるからです。
以下斜め読み願います。
とある家電ディスカウントの店頭で、「ムダを省いて価格日本一に挑戦!」というのぼり旗が多数はためいていました。
家電ディスカウントが安い理由(わけ)。
それは、薄利多売を実現するからです。
利益率を抑え、多売することでさらに仕入れコストを抑え、さらに多売する、そのためには経費やコスト、ムダをカットしなければならず、キャッチにも頷けます。
では、ムダとはなんでしょう。
文字通りムダはムダですが、違う側面の本質を探ります。
たとえば当店では、家電品購入の相談を受けた場合、一にも二にも現場へ出向きます。
そして、必ず調査、リサーチします。
①購入に至った経緯は。
②寸法は問題ないか。
③周辺のインフラは万全か。
④本当にお客様にマッチした商品か。
⑤ご家族全員の同意があるか。
等々。
調査し、判断し、成約に至り、品物を納入したなら、保守(メンテナンス)を要するに至ります。
また、調査や保守時、あるいは電気設備、水道設備、アンテナ設備など、家電にまつわるインフラ整備をする際など、厄介な窓口業務を一手に担います。
同時に保守やインフラ整備においては、相対的多数を販売スタッフ本人が手がけることにより、お客様宅の家電品を含めたトータル家電ライフまでを熟知します。
「ムダを省く」のムダとは、調査し、判断し、保守し、窓口を担うという諸々の手間暇やコストのうち、多数をお客様の自己責任に委ね、安全安心を要求するときは、完全オプションとすることで、ムダを省くと表現していることに他なりません。
したがって、町の電気店がお奨めする家電品は家電「品」のみならず、家電品を含めたトータル家電「ライフ」をさし、同じようでも実は全然違う品物なのです。
家電ライフにおいて、品物の購入+安全と安心をセットとして考えたトータル家電ライフにおいては、決して高くはないと、自負しています。
ディスカントが「ムダを省いて価格日本一に挑戦!」なら、
町の電気店は、「安全と安心を担保してサービス日本一に挑戦!」です。
そして、
「トータル家電ライフでは価格も日本一に挑戦!」がキャッチコピーなのです。
という駄文を私なりに綴り、A4用紙に印刷し、パウチし、いざ、お客様との商談で価格がどうのこうのという話になったら、いずれ見てもらおうと、常にカバンにしのばせています。
が、かつて、これをお客様に見ていただいたことはありません(笑)。
いざこれを見せようと思ったら、どうしても手前味噌具合が拭い切れず、おしつけがましいようにも思えるからです。
それに、現実の商談で価格云々の展開になってから提示するのでは遅いようです。
が、どうしてもこのことは広く伝えたい!ことも事実です。
手前味噌にならず、おしつけがましくなく広く深くお客様にわかってもらうにはどうしたらよいか…。
そんなもの、黙々と仕事をこなすことで、態度で示せばいいではないか!とおっしゃられるかもしれませんが、もはや、ディスカウント店どころか、ネット通販の台頭に、黙々と態度で示すという手段で追いつくでしょうか。
そこで、KDSの皆様に相談をしたいのです。
いちいち上の駄文のようなことをクドクド並べずとも、どうしたらKDSの存在意義を啓蒙できるでしょうかと。
その発信方法は…。
どうしてKDSなどと、アルファベット3文字がいいのかと、
自己宣伝の必要性について書きたくてウズウズしているのですが…。
また、おいおいと(笑)。
最後に一言。
KDSには別にこだわりません。
もっといいキーワードがあれば、是非…。
また、近いうちに。