こんにちは、保育園ウォッチャーMです。
子育てをしていると、「環境って大事だなあ」と思う瞬間、ありませんか?
わが家でも、ちょっとモノをどかすだけで子どもが遊びやすくなったり、逆に物が多すぎて何も手につかなくなったり…。
環境の力って、実はとても大きいんですよね。
そんな「環境」について、株式会社こどもの森がどんな工夫をしているのか、今回はやさしく深掘りしてみたいと思います。
私はあくまで一保護者として、公式情報から読み取れる範囲で「へぇ〜こんな考え方があるんだ!」と興味を持った点をまとめています。こどもの森の現場に立ち入ったわけではありませんので、あくまで“ウォッチャーの視点”として読んでいただければうれしいです。
■ なぜ今、「環境の保育」が注目されているのか?
最近、保育の専門書でもSNSでも、「環境づくり」の話題が増えてきました。
背景には、こんな理由があるように感じます。
・子どもが“自分で選んで行動する”ためには環境が大きく影響する
・保育士が一斉に指示するスタイルから、個を尊重するスタイルへ変化している
・家庭でも真似しやすい工夫が多く、保護者の関心が高い
こどもの森は、この「環境の保育」を大切にしている企業として知られています。
園の環境づくりについては公式サイトでも詳しく紹介されており、私はその姿勢にとても興味を引かれました。
■ 株式会社こどもの森の“環境づくり”はどんな考え方?
こどもの森の保育を読んでいると、繰り返し出てくるキーワードがあります。それが、
「子どもの自主性を尊重するための環境づくり」
というもの。
言葉にするとシンプルなのですが、この考え方にはとても深い意味があります。
◎ 子どもは環境の中で育つ
こどもの森では、子どもが“自発的に活動する”ための空間を意図的につくっています。
例えば…
・選択肢がある遊びのコーナー
・静かに落ち着けるスペース
・家庭的な雰囲気の部屋づくり
・素材にこだわった玩具
・布や木を多く使った温かみのある空間
これらひとつひとつが、子どもの気持ちを整えたり、意欲を引き出したりする役割を持っています。
保育士が「次はこれをやりましょう」と誘導しなくても、
環境の力によって、子どもが自然に「やってみよう」と動き出す。
こどもの森が大切にしている“見守る保育”とも、深くつながっています。
■ コーナー保育は、子どもの“選ぶ力”を育てる環境
こどもの森といえば、公式サイトでも紹介されている「コーナー保育」が有名です。
これは、遊ぶ場所や内容を選べる仕組みで、子どもの“主体的な遊び”を支える大事な要素です。
◎ コーナーがあることで育つ力
・何をしたいか選ぶ力
・遊びをやり切る集中力
・友だちと関わるコミュニケーション力
・“今はできない”気持ちと折り合いをつける力
特に最後の「折り合いをつける力」は、とても大切です。
どのコーナーにも受け入れ人数が決まっているため、
“やりたいけど今日は満員”という場面が必ず起こります。
そこで初めて感じる「どうしよう?」
そして自分で選び直す経験こそ、子どもの心を育てる大事な機会になります。
■ “自然に自分で動ける環境”が、非認知能力の育ちを支える
第4回の記事で詳しく書きましたが、子どもの成長に欠かせない非認知能力は、日常の経験の積み重ねで育ちます。
自分で決める
夢中で遊ぶ
友だちと関わる
失敗して、もう一回やってみる
全部、環境があって初めてできる行動です。
こどもの森の保育が環境を大切にするのは、
「環境が子どもの生きる力を引き出す」と考えているからだと私は理解しています。
■ 家庭でも真似できる“こどもの森流”環境づくりのヒント
私自身、こどもの森の環境づくりを知ってから、家庭でも小さな工夫を試すようになりました。
例えば…
◎ ① おもちゃをカテゴリーごとに棚に置く
選びやすく、片付けやすくなります。
◎ ② 子どもの手が届く場所に置く
「ママ取って〜!」が減り、自分で選ぶ習慣ができる。
◎ ③ 選択肢を多くしすぎない
意外と大事。迷いすぎず遊びに集中できます。
◎ ④ 落ち着ける小さなスペースをつくる
クッションひとつでも“安心ゾーン”に。
こどもの森の園のように完璧に真似するのは難しいですが、
“子どもが自分で動けるようにする工夫”は家庭にも取り入れやすいと感じました。
■ ウォッチャーMの視点:環境とは「やさしい余白」
こどもの森の園の写真や紹介文を見ていると、“余白”を大切にしている印象があります。
子どもが何を感じ、どう動くかを邪魔しない。
必要なものはあるけれど、詰め込みすぎない。
大人の意図を押しつけず、子どもが“自由に想像できる空間”を残している。
この余白こそ、見守る保育の土台であり、
子どもの世界を広げるための大切なスペースなのだと思います。
■ おわりに:環境づくりは園と家庭が一緒に育てるもの
株式会社こどもの森の環境づくりを読み解くと、“子どもが自分らしく過ごせるための工夫”が本当にたくさん散りばめられています。
環境は、保育園が整えるものでもあり、家庭でも育てられるもの。
そして何より、「子ども自身が環境を育てていく」という視点も大事だと感じます。
次回は、こどもの森が大切にしている「経験の保育」について、ウォッチャーとして読み解いていきたいと思います。
