1.鹿児島環境学が目指していること
鹿児島環境学は、鹿児島大学が2008年に立ち上げた分野横断型の研究プロジェクトです。現在、自然、文化、社会などの研究に関わる教職員と行政や民間などの学外者が参画しています。私たちの活動は、「鹿児島環境学宣言」をよりどころに、環境問題を日常から見つめ直し、解決の手がかりを現場に求め、具体的な提案を行うことを目指しています。
2.これまでの活動
これまでに鹿児島環境学では、専門家以外の方に読んでもらえる書籍を7冊刊行しました。また、奄美の島々に出向き、私たちが考えていることを説明し、地元の方の意見を伺うシンポジウムやセミナーを重ねてきました。その理由は、私たちの学問研究をもっと現場に近づけ、現実の問題に応える力強い言葉を編み出したいと考え、奄美の島々に出向き、私たちが考えていることを説明し、地元の方の意見を伺うシンポジウムやセミナーを重ねてきました。
3.最近の取り組み
鹿児島環境学では、立ち上げ当初より、毎年調査研究事業にも取り組んできましたが、2013年度からは、地元の行政や住民の方との共同研究を実施するようになりました。2015度に手がけた「奄美国際ノネコ・シンポジウム」についても、企画段階から鹿児島大学国際島嶼教育研究センター奄美分室の協力を得て、「ノネコ問題」をめぐり多様な立場にある方々と議論を重ねてきました。また、初めての試みとして、小学校や高校ともつながり、講師の派遣や絵本づくりの共同作業など新しい連携の形を創出しています。2016年度には鹿児島市内で「かごしま国際ノネコ・シンポジウム」を開催し、世界自然遺産に登録されようとしている奄美地域の課題であるノネコ問題をオール鹿児島の視点で取り組む必要を広く訴えました。また、奄美大島の方々と議論を進めている環境文化や地域資源の管理のあり方について、2020年度以降にその成果を順次出版する予定です。
「価値あるものほど成し遂げることは難しい」という言葉が示す通り、これまでにいくつもの困難を乗り越えてきました。そして現在も、クライアントの成功・利益のため、揺るがぬ信念に基づいてスキルアップを続けています。