9月になって
約半分が過ぎた
昨日の朝は
秋の運動会の日の朝を
思い出した
まだ暑いんだけど
少し
爽やかな感じがする
夏の終わりと秋の始まりが
こんがらがった季節
この季節は
私の
好きな季節
好きだけど
やっぱりなんだか
切ない思い出も
乗っかってくる
私は
すぐに過去の
辛かった思い出ボックスの
引き出しを開けて
色々思い出したりする癖がある
離婚だ!俺は出ていく
なんて言いながらも
出ていかない夫に
神経すり減らして
ゲッソリ痩せてた5年前
9月の初め
そこから
再構築を必死に頑張ってた
あの頃の私は
ほんとに
必死だった
仔猫を保護して
一緒に育てたり
協力しながら
悩みながら
もがいて
それでもこの人と
一緒にいようと決めて
自分に鞭うって
がんばれ!
夫が機嫌良くいる為に!
全ては
家族の幸せに繋がるんだから
がんばれ!がんばれ!
と
まるで競馬の騎手のように
私は私に鞭うって
前を向かせて
走らせていた
私は自分を大事にするどころか
夫の機嫌に
いつも気を配っていた
相手がどう思っているのかは
誰もわからない
本人にしか
本当の気持ちなんて
わからないのだ
だけども
相手を思いやる気持ちが強い人は
勝手に想像して
苦しんだり
悲しくなったり
寂しくなったり
時には
嬉しくなったり
楽しくなったり
してしまう
思いやるというか
思いやるなんていうと
ちょっといい人ぶってる感じがする
相手の気持ちが自分の気持ちだと
勘違いして
相手が機嫌良ければ
全て良し
結局
自分は機嫌良く暮らしている
はずだよね?
ね?
まわりは機嫌いいし
だよね?
まちがってる?
えっちがう?
わかんないや
でもまぁ
いっか
ってな事を繰り返してきたのだ
たから私は
今は
こうしてる
私はこう思ってるを
伝えるようにしてる
私はそれを
嫌だと思ってる
私はそれに対して
感謝をしている
そんな風に
自分の気持ちを伝えるようにしている
それを聞いてもなお
その人が
私が嫌だと思う事をするなら
それがその人なんだし
私の感謝の気持ちを
受けとるのも
受けとらないのも
それはその人なんだと
そして
その人とどうするか
その人をどう思うのかは
私にしかわからないんだ
そうやって
思ってみるんだけど
たまに気持ちは
こんがらがる
夏と秋を同時に感じる季節は
好きだけど
切ない季節
夜の蒸し暑さと虫の声
夏みたいな太陽
秋の顔した雲
雨が降って涼しくなりそうだねって
みんなが言う
そして
10月生まれの私が
またひとつ歳をとるのかと
こっそりため息をつく
そんな季節なのです