日本では2012年6月に公開された映画
「アメイジング・スパイダーマン」をみました!!


当初2011年公開で予定されていた「スパイダーマン4」が、
サム・ライミ監督の降板で白紙となり、

新監督・マーク・ウェブを迎えてシリーズを
リブートすることになった、その第一作目。

ネット上の評価では賛否が分かれていて、
どちらかと言うと批判的な意見が多いこの作品ですが、
サム・ライミ版「スパイダーマン」が3作とも大好きなので、
その勢いに乗って観始めた感じです。






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13年前に父リチャード母メアリーが失踪して以来、
伯父夫婦であるベンとメイに育てられてきた高校生のピーター・パーカー
彼は、ニューヨーク市警警部キャプテン・ステイシーの娘で、
同級生のグウェン・ステイシーを密かに慕っていた。

そんなある日、ピーターは自宅で父親の残していった鞄を見つける。
中には、父の親友であった生物学者カート・コナーズ博士
の関わりを記したメモが入っていた。

のことを知ろうと、ピーターはオズコープ社で遺伝子を研究する
コナーズ博士を訪ねるが、そこで遺伝子操作の実験中の蜘蛛に
噛まれてしまう。

そしてその翌日、ピーターの体内で大きな異変が起こり始める
・・・という感じの物語。






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決して駄作ではないので、好みの問題になってくる
のかもしれませんが、個人的にはサム・ライミ版の方が
はるかに良いと思いましたダウン

もう叶わないとは思いますが、サム・ライミ監督
4作目として作ってくれていたなら・・・
と残念でなりません。


リブートは良いと思うんですが、サム・ライミ版
「スパイダーマン3」からまだ数年しか経っていないので、
あまりに早すぎるという感は否めないですね。
まだトビー・マグワイアの演じたスパイダーマン誕生が
記憶に新しいのに、また最初から観せられるというのは、
ハッキリ言ってだるかったです。。


トビー・マグワイアキルスティン・ダンストなど、
旧シリーズのキャストに対する愛着もまだ強いので、
新キャストに対する違和感もかなりありました。

今までエマ・ストーンに対しては好印象しか
無かったんですが、この映画のエマ・ストーン
なんかイマイチでしたね~。
キャラが強すぎて、ヒロインっぽさも薄かった気がします。
そもそも高校生役っていうのが無理ありすぎで、
最後まで気になってしょうがなかったです。。






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今回のスパイダーマンは、旧シリーズよりも
やんちゃな雰囲気で、高校生らしい軽さのある振る舞いは
新鮮で面白かったですグッド!

スパイダーマンの格好のまま街中でケータイを使ったり、
張り込み中(?)にスマホのゲームで暇つぶししたり等々、
今っぽい感じが出ていたのは良かったと思います。
(簡単に正体を明かしてしまう辺りはどうかと思いますが。。。)

部分部分で見ていけば、それ以外にも良いと思ったところはあるし、
これはこれでアリなのかな? と思えなくはないんですが、
一つ致命的だと思うのは、最大の見所であるはずの
アクションに見応えを感じなかったところです。

3D上映もしていた位なので、その辺りは凄いんだろうなと
期待していたんですが、サム・ライミ版で感じたような
スピード感や、映像の素晴らしさを味わうことは
ほとんど出来ませんでしたダウン







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こんなにも早くリブートすれば、必然的に
旧シリーズと比較されるわけで、サム・ライミ版を超えなければ
わざわざリブートした意味も理解されないと思うんですが、
残念ながら、「同じスパイダーマンでも、作る人によっては
こんな風になっちゃうんだ。。。」
という
失敗例を見せられたような印象になってしまいました。。

「アメイジング・スパイダーマン」も、シリーズ化されるようですが、
多分もう見ないと思います。。。










「アメイジング・スパイダーマン」予告編