自分の中の暗闇。

 

何か怖い。うごめく動物本能。

 

抑え込むと沈黙。まだ怒っている。

 

死をくれてやろうか。宗教のハイエナよ。

 

ぴんぽーん。

 

誰だ?

 

闇の証人か。

 

でるものか。

 

「おかしいなあ。いつも穏やかに話を聴いてくれるのに」

 

男性はそう言った。

 

がちゃん。

 

突然、ドアが開いた。

 

「これを読め」

 

証人たちの裏を暴いたプリントを差し出した。

 

闇に光

 

男性はそうつぶやいた。