監督 トマス・グルベ
出演 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 サー・サイモン・ラトル(指揮者)
2008 ドキュメンタリー
観た→2009.1.24 シネマクレール ★★★★
まず,観た理由。ドイツ映画だから。
ドイツ映画はストーリーに矛盾がない,しっくりくる率がとても高いから。
だからドキュメンタリーでも,はずすことはないだろうなと思ったから。
予想通り,得るものが多い1本だった。
団員さんのコメントがたくさん折りこまれていて,
それが組織について,仕事に対しての考え方を
いろんな面から紡いでいる。
やっぱプロは違う。自分との戦いを重ねて努力されているんだと思う。
仕事(演奏・練習)に打ち込む一方,趣味も同じくらい没頭しないと駄目だという
ワンシーンがあった。
自転車,散策,蝶…仕事でマニアなのと,趣味でマニアなのと
いろんな面を持ってる人こそ,やはり人間味が深いなと思う。
案外,中途半端な生き方をしている私にとってはインパクトが強い映画だった。