後遺症を認定する、ということ。 | Knock on the DOOR ~おしゃれステッキを生み出すステッキアーティスト楓友子(ふゆこ)のブログ♪~

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にょんもー♪
ステッキアーティストの楓友子(ふゆこ)ですaya


今日は後遺症認定のための面談に行ってきて…

なんだか久々に、
哀しくなりました。


今日は傷痕の大きさを調べる面談だったのですが、
この傷痕というのは「判断基準」があるそうです。

例えば手足なら、本人の掌より大きいか。
おなかや背中なら、全体の1/4以上の大きさか。
などなど。


私のお腹と背中には、
10~25センチほどの傷が3本あります。

長さはあっても面積があまりないから
基準となる「全体の1/4」は超えないだろう。
障害認定の対象にはならないだろう…とのことです。

つまり、

温泉に行ったときの他のお客さんの視線とか、
海でビキニを着るというだけで感じる不安とかは
なかったことにされちゃうんでしょうか。



後遺症認定は、こうして数字や記録で判断されていきます。



例えば
担当医が書いてくれた私の書類には
「杖歩行」と書かれています。


木目の杖のせいで
「こんなんじゃお出かけできない」と悲しくなったことも

コルセットのせいで
せっかく気に入って買った服が着れなくて悔しかったことも

夜中、足が痛くて眠れなかったことも

起き上がれなくて、ベッドから見上げた空が妙に綺麗で
「これからどう生きていったらいいんだろう」と泣きたくなったことも

みんなが「遊園地行こう」「ボーリング行こう」と話しているときに
「私はやめとく」と言う寂しさも

いまだに感じる助手席の怖さも

本当は乗っているはずだったカナダ行きの飛行機を
病院のベッドの中で夢見たことも



全部
全部
この「杖歩行」という一言で済まされちゃうんでしょうか。

筋力計測の数値で決められちゃうんでしょうか。




まぁもちろん
数値やお医者さんの記録で判断するというのは
私情や癒着での判断が入らない仕組みにしなきゃいけないからだってことは
わかってるんですけどね(´-`)

頭で理解しているのと
気持ちでどう感じるかはまた別問題というだけで(´-`)



さーこんなときは
ハナキンだしビールでも飲みましょうかね(゚∀゚)ayaw




今日もこのいのちに感謝×感謝ハート

スペシャルハッピーで生きましょうsao☆キラキラ