『裸でも生きる2』のエピローグで書いてあったことにすごく共感したので、少し綴ってみます。
どこに共感したのかというと、起業についての以下の部分。
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ただ、一方で「ファッション」として起業をとらえている風潮もないわけではない。
「起業して何をしたいの?」
と聞くと、
「それはまだ決めていないけれど、とにかく起業したいんです」
と答える学生がとても多い。
少し理解に苦しむ。
「代表取締役」という肩書に憧れるのか、組織に所属したくないのか分からないが、これでは本末転倒だと思う。
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私もそう思います。
起業したい、けど何をしたいかは決めていない(わからない)という人にはたくさん会ってきました。
それはそれで人の価値観だから悪いとは言わないけれど、
私にはちょっと理解しがたい。
「歩くことをもっと楽しめるものをつくりたい」
「人生をもっと楽しめもう!とみんなに伝えたい」
"起業"は私にとって、その野望を実現するための"手段"でしかありません。
最近はよく「法人化しないんですか?」と聞かれます。
私の答えは「その必要があればします」。
法人化するとか、代表取締役になるとか、そんなことは私にとってどうでもいいんです。
自分の夢を叶えるためにそれが必要になればする。
それだけのこと。
それと同時に、私は「いつかの夢」で100%動くということもしません。
「いつかの夢」のために今日を100%費やして、
今日の自分のためになっていなかったら、本末転倒でしょう?
いつ死ぬかわからないんだから。
迷ったとき、私はいつも自分に問います。
「明日死んでも後悔しないかな?」
もし10年後の自分のためだけに生きている状態で明日死んだら、私は絶対後悔する。
もっと家族と一緒に過ごせばよかった、大好きな人にありがとうって伝えたかった…って。
そこを何パーセントずつで過ごしていくのかはまだまだ迷うところもあり、
日々変化するものでもあるんだけれど。
自分のために自分のいのちを使うこと。
他人の評価や社会の風潮に流されず、「自分の足で生きること」。
Knock on the DOORの目指す
「歩くことを楽しむ」
…には、物理的に歩くだけじゃなく、人生の歩みという意味も含まれているだなぁと思います。
(後付だけどw)
さー珍しくまじめなお話しちゃいましたが(笑)、
『裸でも生きる』、
オススメですので機会がありましたらぜひ読んでみてくださいね~

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今日もこのいのちに感謝×感謝

スペシャルハッピーでいきましょう

