先日、プライベートでも仲良くさせてもらっている
マナー講師のK子さんのお誘いで
「能」に触れる機会を持つことが出来ました。
佐賀県の公立高校の文化事業として
「90分でわかるユネスコ世界無形文化遺産『能』」
体育館での開講です。
体育館の入口には
「本校は新型インフルエンザが流行しています」
との張り紙・・・
受付では、消毒液とマスクの配布という厳戒態勢
ほぼ全員マスクをした人、人、人が
ステージ前の仮舞台を囲んでいる・・
ちょっと珍しい光景でした。
さて
ユネスコ世界無形文化遺産
というのをご存じですか?
私は初めて聞きました
俗にいう「世界遺産」は場所や建物ですが
形無い、文化・芸術を指します。
能楽は2001年に「第一号」として認定されたのです!
これは日本人として大変誇らしいことです!が、
私、能を見たことがありません。
能って?歌舞伎との違いは?
世界の遺産として認められた訳ですから
世界中の人から尋ねられますよ
「日本の能ってどんな文化?」
この講座では「能」の歴史や基礎知識
めったに(きっと一生)見ることはない、装束の着付け実演
そして天女の羽衣の1シーンを舞って頂きました
高校の体育館がゴールドの光に包まれたような感覚になりました!
この日の講師であります
観世流 小島英明氏に伝授して頂いた
海外の方へ特徴を1言で紹介する方法です。
能は能面をつける・・いわゆる「マスク」である
では文楽は?人形、つまり「マリオネット」である
歌舞伎は?化粧をほどこす「メイク」である
なるほど分かりやすいですね。
この文化芸術というものは
素人が観ても何だか分からないという印象です。
ただ、観光名所の旅行を思い浮かべてください。、
歴史、エピソードなど知っていた方が楽しめるように
こういう文化芸術も演目のストーリーや見どころを
まず予習しておくと、きっと楽しめそうです。
福岡には大濠と住吉神社に能楽堂があります。
野外能楽堂は焚火のかがり火がライトがわりなんだそうです。
ぜひ近いうちに能楽堂デビューを果たしたいです
天女「羽衣」色
miki