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 さて、こうした大学改革は当然、中等教育にも影響を与えます。では、これからの社会に求められる資質・能力とは、どのようなものなのでしょうか。国立教育政策研究所では、それを「21世紀型能力」と名づけて、授業の中でも具体的に、こうした能力を育てるカリキュラムをつくるよう提言しています。
 21世紀型能力の基となっているのは経済協力開発機構(OECD)が打ち出す「キー・コンピテンシー」と、マイクロソフトやインテルなどが提唱している「21世紀型スキル」です。いずれもグローバル化やICT化が進むなかで、それに対応できる能力を身に付けさせることが世界共通の流れで日本も同様だということです。
 具体的には、これからの社会を生きるうえで、知識をたくさん覚えているだけでは通用しないので、知識を活用して問題を発見し、正解のない問いに対して自分なりに解決策を見い出す問題解決力、意思決定やイノベーション(革新)を起こす創造性、コラボレーション(協働)、コミュニケーション能力の育成などオールラウンドな力です。
 では、そういう力は学校教育の中で、どのようにして育てることができるのでしょうか? 私は今の日本の学校教育の中にも21世紀型能力の育成につながる取り組みはあると思います。それは、総合的な学習、行事、課外活動、部活、キャリア教育といった教科学習以外の時間です。
 例えば前回ご紹介した海城中学の、総合学習と社会科の授業をコラボさせた卒業論文作成も“課題設定・解決型の学力”の育成につながる施策です。
 行事や課外活動は、生徒の視野を広げ、創造性を高めるきっかけになるでしょう。ボランティアやキャリア教育なども生徒の世界を広げ、コミュニケーション能力を向上させることにもつながるはずです。