男が村で迎える70回目の日曜日、
両足をなくした男は、また広場に姿を現して、
椅子に腰掛けたまま、
両腕と両手と両指を自由自在に動かして踊り始めた。

その踊りがまた評判になって、
今度は王の部下に肩から先をすべて切り落とされてしまった。

でも、130回目の日曜日に、
男は首を巧みに動かして、頭で踊ってみせた。

そして、とうとう、王の部下は男の首をはねたが、
地面に転がり落ちた男の頭を見て、
村人たちは驚きの声を上げた。

男はリズムを変えたりしながらまぶたを開いたり閉じたりして、目で踊ってみせた。

でも、それも長くは続かなかった。

やがて、男は両目から血の涙を流しながら、死んでしまった。

男の肉体はこの世から消えてしまったけれど、でも男の踊りは、
村人たちのあいだで、その後も長い間語り継がれた。
今からそれほど遠くない昔の話。

ある王国の小さな村に1人の男が流れ着いた。

男はその村が気に入り、小さな家を買い取って住み始めたけど、村人たちは男に心を開こうとはしなかったんだ。

村人たちと話す言葉が全然違っていたし、男は村人たちの信じる宗教にまるっきり興味を示さなかったからだ。

男が現れてから20回目の日曜日、祈りを済ませた村人たちが教会から出てくると、教会の広場にあの男が立っていた。

男は村人たちを静かに見まわしたあと、突然踊り出した。
村人たちはひどく驚いたが、男の躍りから目を離すことができなかった。

気がつくと広場はすべての村人たちで埋っていて、男が躍りを終えたとき、雷鳴のような歓声と拍手が広場に満ちた。

そうして男は村人たちに受け入れられた。

男の評判はいつしか遠くの村にまで伝わり、その躍りを一目見ようと、多くの人々が男のいる村を訪れるようになった。

男はいつの時もただ黙々と躍り続けた。

男の噂が嫉妬深い王の耳に入ったのは、男が村で45回目の日曜日を迎えた時だった。

王は部下に命じた。「異教徒の足を切れ。」

部下は王の命令通り、男の両足を切った。

村人たちに男の躍りが二度と見られなくなったことをひどく悲しんだ。

しかし、男が村で迎える70回目の日曜日、両足をなくした男はまた広場に姿を現した。


そしてー
テストもおおずめです。
後は英語と微積だけになりましたぁ。

これが終われば夏休み!!
今年はどんな夏休みを過ごそうかなぁ??

とりあえず日本で一番大きなあそこに行くので、
計画立てないと>>>

そう思うと、テストなんてすぐに乗りきれるの巻(^_-)


みンなも熱い夏にしましょう(^_-)


ラーメンが食べたい(^v^)