京都に移り住んで8年目となりました。
それまでは東京に長く暮らしていましたので、友人達の多くは東京にいます。
何度か、観光を兼ねて会いに来てくれる友人たちがいます。
彼らの多くは、京都というかつて長く都のあった場所に、憧れを持って訪ねてきます。
先日も10年来の友人が訪ねてきました。
駅から目的地まで一気にタクシーで移動しようとしたのですが、観光シーズンのまっただ中、タクシー乗り場には長い列ができていたので、地下鉄を乗り継ごうとしたら、友人が一言こういいました。
「バスで行けないのかな。
」もちろん、京都市内はバスの交通網が張り巡らされていますので、バスでの移動も可能です。
友人はこう付け加えました。
「私、けっこうバスが好きなんだ。
」理由を聞くと、高い目線から街を眺めてるのが楽しい、という答えが返ってきました。
知らない街では特にバスに乗りたいのだそうです。
そういえば、昔、観光地パリに行った時、バスで移動をすることにより、街の雰囲気や方角や道を覚えたものでした。
バス乗り場に行くと、さすが観光地です、ひっきりなしに運行しています。
運転手さんにどのバスに乗ったらいいのかと尋ねると、流暢な京都弁で目的地を通る路線バスを教えてくれました。
バス停にいてそのやりとりを聞いていたおばさんが、親切にも15分くらい乗ったら着くことを教えてくれました。
こちらも京都弁のイントネーションでした。
友人は、地元の人とさっそく触れ合えたと、大喜びしていました。
そういう温かみを感じることができるのもバスの良さです。