先日、夜明け前に野良犬に吠えかけられたと書きましたが、また見かけました。

多分、この前と同じ犬です。

今回は日中だったので、写真が撮れました。

あぜ道を、私に気付かずに二匹歩いていました。

そこで私はちょっといたずら心を出して、木陰に隠れて口ぶえを吹いて呼んでみました。

すると、そのうちの一匹が急に歩くのをやめてお座りし、じっとこちらを見ているではありませんか。

う~む

どうやら飼い犬だったようです。

何の因果で飼い主の元を離れたのか?

ちょっと木陰から出て行きにくいな、と思って私もじっとしていますが、犬の方もずっと座ってこちらを見つめたままです。

ずいぶんと忠誠心の強い犬のようです。

きっと飼い主と強い紐帯で結ばれていたのでしょう。

しかしあまりに忠実すぎて、こうしてじっと見ていると、ちょっと切なくなります。

結局、5分くらいじっと座っていた後、その犬は諦めて去って行きました。

最後まで見届けた後に、私も農作業をしに戻りました。