冬といえば私にとってはボカシ肥作りの季節です。
今年も作ろうと思っていますが、まだ始めていません。
思えば、去年は失敗してしまいました。
理由は明らかと自分では思っていますが、昔取った杵柄で、4Mによる要因分析をしてみようと思い立ちました。
4Mとは、Man(人)、Machine(機械)、Material(材料)、Method(方法)の頭文字をとったもので、これらの四つの観点から要因を考える手法です。
昨年のボカシ肥づくりでは、
・Man(自分)が高齢化したために、こまめにかく拌する気力が少なくなったこと、
・Machine(容器)が自作のボロいものだったので、水分が抜けやすかったこと、
・Materialに入れる土が少し少なめだったことなどが考えられました。
ところで、これを書いている途中で、4Mの他にも似たようなのががいろいろあったなと思ってついでに調べてみました。
よく4Mと言われますが、4つでないものも結構あります。
少ないのは3Mで、Man(人)、Machine(機械)、Material(材料)の三つだけ。
多い方は、5Mで4M+Measurement(検査)
6Mは+Management(管理)
さらに7Mとなると、もう一つのMはやたらと候補があって、
Money(お金)、Marketing(マーケティング)、Mind power(心)などなど。
また、4Mも上記の四つではなく、Man、Machine、Management、Media(メディア)とか。
さらに4M1iでinformation(情報)を追加したもの、4M1EでEnvironment(環境)を追加したもの、この1Eは気に入らん、Mで統一すべきだということでEの変わりにMother natureにしたもなど様々です。
あと、対策まで含めて、4M5Eto
5E(Education、Engineering、Enforcement、Environment)を追加し、縦軸に四つのM、ヨコ軸に五つのEの表を作ってその表で対策を考えるというのもあります。
どれが正式というわけでもなく、いろんな人が工夫して、少しづつバリエーションができたものでしょう。
しかし、これを調べるのに結構時間がかかりました。
我ながら暇なものです。