暑い日が続きますね。

 体がだるいです。

 先日、田んぼのあぜ道を歩いていたら、滑って転んでしまいました。

 おかげでズボンが汚れてしまった(泣)

 その後、着替えて車でお出かけしようとすると、今度は鍵がありません。

 転んだところに、落としていたのです。

 我ながら、あまりの愚かさにビックリ仰天。

 この暑さで夏バテ気味で、失敗するのも無理はない、と自己弁護しています。

 そんなわけで、今回は夏バテについて調べてみました。

 まず、夏バテの原因ですが、これは暑いからです(当たり前)。

 特に日本の夏は、温度が高いだけでなく多湿でもあります。

 湿度が高いと、汗は乾燥しにくくなります。

 人間は、汗を出して、それが乾くことにより気化熱を奪って体温を下げます。

 ですから、汗が乾かないと体温が下がりにくくなります。

 また、冷房にも原因があります。

 室中外の温度差が高いと、自律神経による発汗等の体温調節機能が正常に働きにくくなります。

 さらに、熱帯夜で睡眠不足となりがちです。

 睡眠が不足すると疲労を回復しにくくなる上、やはり自律神経のコントロールが効きにくくなります。

 これらの諸原因により体力が奪われ、食欲不振となります。

 冷や麦とかそうめんとかばかり食べて、栄養が偏ります。


 その結果、体のだるさを感じたり、無気力になり、思考力が低下してきます。

 このような過程を経て、転んだり鍵を落としたりしてしまうのです。



 で、対策ですが、大きく分けて3つあります。


 一つは栄養面から。

 暑いからそうめん、冷や麦ばかり、というのではダメ。

 夏は少しでもいいのでタンパク質を摂るようにしましょう。

 夏は食欲が落ちてきて、不足しがちなエネルギーを補うために、体内のタンパク質が消費されてしまいます。

 従って、これを補う必要があります。

 また、ビタミン、ミネラルも摂取した食物をエネルギーに変えるため、重要です。

 夏野菜や果物もしっかりとりましょう。



 もう一つは、暑さになれことです。

 一日中冷房の効いた部屋はダメ。

 暑いところで汗をかき、体温調整の働きを強めます。




 最後の一つは休養を取ることです。

 暑いとどうしても疲れやすくなります。

 そうした時は、無理すると、余計疲れるもの。

 ゆっくり休憩して体調を整えましょう。




 こうして3つ並べてみると、健康の三要素・・・運動、栄養、休養そのものですね。

 当たり前すぎて恐縮です。

 しかし、健康維持に王道なし。

  楽して夏バテを防ごうというのは考えが甘いです。

 夏でも元気に過ごすには、日々の鍛錬が重要です。


 とはいえ、楽しんでやる工夫も必要。

 園芸とか、趣味とかに取り入れると辛い運動も我慢できるもの。


 お互い、頑張ってこの夏を乗り切りましょう!