高校生の長女が、春休み中に高校の研修でアメリカに旅行に行きました。

 その時のレポートを英語で書いて春休み中に提出しなければなりませんでした。

 悪戦苦闘で、私も手伝わされました。

 で、なんとか仕上げて提出。

 といっても、今時の高校は、パソコンで入力してUSBメモリに入れて提出するんだそうです。

 USBメモリは、家族で私しか持っていないので、長女に渡しておいた。

 長女もなんとかUSBメモリにファイルを入れて、学校に持っていきました。

 春休みの最中にご苦労なことです。

 しかし・・・

 先生に渡したら、中には目的のファイルは入っていなかったそうです。

 長女は無駄骨を追ってがっくり、先生は憮然とした様子。

 しかししかし・・・

 先生がUSBメモリの中をよく見てみると、私の消防関係のフォルダがあることに気がつきました。

 これを見て、先生も少し気が和らいだようです。

 知らない人から見たら、消防団は地域貢献に精を出す、ボランティア精神の旺盛な人たちの集まり。(あくまで知らない人が見たら)

 目の前でがっくりきている生徒の家族が、地域貢献に奔走しているとでも思ったのでしょうか、

 先生は長女に労いの言葉をかけるとともに、普通は教えてくれない先生のメールアドレスをメモし、ここにメールするように、と言ってくれました。

 おかげで長女はまた学校まで出直してくる必要もなくなり、めでたしめでたし。

 消防団にはこんなメリットもあるのか、と私も嬉しくなりました。

p.s.
 USBメモリに入っていた消防フォルダーの中身は団員の慰安旅行に関するもので、地域貢献とは全く関係がないものでした。