このブログを読んでいる方は、植物を育てている人がほとんどなのではないかと思います。
仕事で育てている人もいれば、趣味で育てている人も多いかと。
仕事だと、なかなかそういう気分にもなれないかもしれませんが、植物を育てることは、それ自体楽しいですね。
ただ楽しいという以外にも、様々な効能があります。
肉体的にも精神的にも、健康にする効果が満載です。
心身の健康を回復するために、園芸療法という方法があるくらいです。
そこで今回は、改めて園芸の効能を再確認してみましょう。
それにより、園芸に対するモチベーションを高めて、今後とも楽しく植物を育てましょう、というのがテーマです。
それでは、作業を一から考えてみましょう。
まず最初に土作りをします。
固くしまった土を、何らかの方法で耕耘します。
耕耘とは、土を破壊する行為に他なりません。
とは言っても単なる破壊ではなく、創造的破壊です。
耕耘はかなりの運動を伴いますので、体力の増進やストレスの発散に効果があります。
人間には何かをしたいという作業欲求がありますが、それを満たすことも出来ます。
土作りをした後、種まきや定植をして植物を育てます。
植物は、基本的には動きません。
従ってせわしなく監視する必要もなく、ゆっくりゆったりと自分のペースで植物に向き合うことが出来ます。
それにより、安心感も持てますし気分転換にもなります。
植物のお世話をすることにより、優しい気持ちも生まれます。
さらに、自分が他の生き物の役に立っているという自己肯定感も得られます。
そして、植物が育っていきます。
育てる種類にもよりますが、植物によって様々な環境を改善する効果が得られます。
遮光によって高温を防ぐ効果、騒音や防風効果、緑により目を休める効果、草木を愛でる鑑賞効果など。
さらに、野菜や果物であれば収穫があります。
時間をかけて育てた植物がついに収穫できるという達成感や充足感、自分が価値のあることを成し得たという自己有用感、作った物を食べることによる栄養的効果などが得られます。
仕事で栽培をしている場合は、なかなかこのような気分に浸りなながら育てる訳にもいかないかもしれません。
その場合には、仕事で育てる植物とは別に趣味の栽培もやりたいものです。
以上、色んな効能のある栽培、出来る範囲で余裕を持って続けましょう。