私は、青、白、紫の三色を作っています。
紫は千両二号から種取りしてきたもの。
F1なので、最初の頃は色んな姿形でしたが、だいぶ一定に揃ってきました。
収穫量は他の二種類よりも多いし、色んな食べ方ができます。
ただし、直売所に出すのでは、紫はやはり他のと一緒で目立たなく、もっとも売上は悪いです。
白や青のほうがよく売れます。
ただし、皮が硬いので、漬物には向きません。
加熱調理が基本です。
紫と違って、色が他の食べ物につくことがないのがウリです。
あと、皮は硬いですが、中の果肉は柔らかいので、煮込んだりするととろとろとして美味しいです。
白や青は紫よりも売り上げはでやすいですが、わずかな汚れやキズも目立つので、歩留りが悪いのが難点です。
逆に言えば、紫ナスもそれくらいキズがあるのかもしれませんが、気付かずにお店に出しているということになるのかもしれません。
青や白はそういう訳にも行かないので、勢い、売らずに家庭で消費する量も増えます。
妻には、「使い切れん」と不評です。
しかし、我が家の次女がなす好きなのが救いです。
今年は、次女に「もうナスはイヤ、というくらいいっぱい取ってきてやる」と言っています。
しかし、実際は、「ナスはこれっぽっちしか食べられんのん?」と言われるくらい歩留りをよくしたいものです。