品質管理では、色んな略語がよく使われます。

 一々覚える必要はありませんが、知っておくと便利な言葉もあります。

 その中の一つで、問題となる要因を解析する時に便利なのが4M。

これは、

Man(人)
Machine(機械)
Material(材料)
Method(方法)

の4つの頭文字を取ったものです。

 これに
Manual(作業標準)
Measurement(計測)
Management(管理)
等をつけて5Mとか6Mとかいうこともあります。

 例えば、マメを種まきしたが、何故か発芽率がとても悪かったとします。

そういった時に、

Man(人為的なミスがなかったか?)

Machine(機械に不具合は?)

Material(そもそも種がよくないのでは?)

Method(ハトがほじくり返したりするため、直播きするという方法が無理なのでは?)

 といった具合に当てはめていけば、原因が特定しやすいです。

 何かの折にでも思い出して頂ければ幸いです。