今年から、糖度計による生育診断をしようとして測定データを蓄積しているところです。

 最初は、糖度を測るのが結構難しかったです。

 プライヤーかラジオペンチで葉を潰して、潰したものをそのまま乗せる、と口で言うのは簡単ですが、実際やってみるとどうもうまくいかない。

 そのうち、だいぶ要領が分かってきて、なんとか使えるようになってきました。

 私の場合、力を入れて一気に潰したため、水分が十分出てこないうちに葉がちぎれてボロボロになったため、上手く行かなかったのでした。

 少しづつ潰しながら葉っぱがペラペラになって液が滴るような感じになってから糖度計にのせるのがよろしいようです。

 で、この状態で横から葉っぱを抜き取ったら、測定部分に十分汁液が付着しています。

 今は、主要な野菜について、毎週一回の割合で測っています。

 定点観測ということで、測定時間は朝、サンプルを取る場所を最外葉の根元部分と決めて測っています。

 まだやりはじめてデータ数が少なく、あまり分かったことはありませんが、雨の次の日に測ると糖度は明瞭に下がります。

 これは、土が重粘土質であることを表しています。

 水田転換畑なので、いかにも、という結果。

 もっと堆肥等を入れて腐植を増やす必要があることが分かります。