久々にセミナーに参加しました。
新時代のM&Aと事業再生による岡山の活性化、というタイトルです。
M&Aというと、企業同士が食うか食われるかの死闘を行っているような印象を持っていましたが、この講演では公益という点から解説されていました。
世間では、アベノミクスによる経済指標の改善が出てきているとされていますが、中小企業の業績はまだまだ上向きになっていないそうです。
万一ショートして破産となったら従業員は全員解雇、設備はすべてスクラップ扱いとなってしまいます。
そうならないための手段がM&A。
採算のとれる部門だけでも切り離して、別の会社が買い取ることにより、売り手側は事業を継承することができます。
一方の買い取り側からしても、新規事業をスムーズに立ち上げることができるし、既存事業とのシナジー効果が期待できるので、メリットは大きいとのことです。
聞いていて、今までドロドロとしたものと思っていたM&Aが、実はこういったよい一面もあるのかな、と納得して帰ってきました。