最近、色んな方のブログをよく見ています。
ある人のブログで、植物の残さを燃やしているのが載っていました。
それを見て、昔の出来事を思い出しました。
私は地元の消防団に入っています。
ある日の夜中、気持ちよく眠っていると火災の連絡で叩き起こされました。
火事の場所はガソリンスタンド。
げっ、化学火災!
すぐに心の中で葛藤が起こります。
こんなのに、のこのこ出かけて大丈夫か?
例え出かけても、何ができる?
足手まといなだけでは?
・・・
とは思いつつ、恐る恐る出かけました。
しかし、行ってみるとガソリンスタンドは静かなもの。
あれ?と思いながらまわりをうろうろしていると、先にきていた分団長が、「もう終わった、帰ろう」
とすぐに追い返されました。
あとで聞いてみると、ガソリンスタンドの向こう側にある田んぼの持ち主が、農作物の残さを焼いていたとのこと。
それを道路から見ると、ガソリンスタンドの奥のほうから煙が上がっているように見えて、勘違いして通報されたそうです。
ちなみに、その田んぼの持ち主も消防団の団員で私たちの同僚。
警官に、その人が我々の消防団の団員だと知られたらどやされるので分団長は黙っていて、そして出動した団員とその人を接触させないよう、来たらすぐに追い返していたのだそうです。
あとでその人は、みんなから「あんな時間に焼くな!」とツッコミを受けていました。
昔は農村ではあちこちから煙が上がっているのが見えたそうですが、今はそんな時代ではないということなのでしょうね。