先日、ある若い会社員の方をコーチングしました。
その人は、あることをチャレンジしようと思っているのですが、どうも上手くできない、ということで、どうしたら上手くできるかについて話し合いました。
コーチングしていく中で、その人は、他人と関わりあう上での遠慮があってチャレンジをしにくくなることが判明しました。
そして、その心理的抵抗を消すためには、他人のためにそれをするのだと考えて関わりあいを持てば、自ずと遠慮は消えるという結論となりました。
コーチング自体は非常にきれいな形で出来て、相手の方にも一応喜んでもらえました。
が、私としては何となく引っかかりを感じてしまいました。
後で考えてみると、その人の意識の底に、自分に対する自信のなさがあって、それで他人に遠慮しているのではないか、と思い至りました。
コーチングセッションの最中には、それが何となく感じられたのですが、そこまで深く入り込めなかったようです。
まだまだ力不足で、精進する必要があると痛感しました。