上の子どもは先週定期試験でした。

 当然、毎日しっかりと勉強、と思いきや、そうでもなさそうでまったりと過ごしていました。

 まあ、やる気が出ないときもあるものです。

 お腹がすいた時や眠い時、疲れている時等々。



 これらは事情があって、仕方がない面もありますが、特に何もないけれどもだらだらしてやる気がでない場合もありますね。

 こういうと、ギクリとする人も多いかも(私も含め)。


 やる気を高めることは、勉強でも仕事面でも重要。

 そこで、今回はやる気の出る方法についてです。



 そもそも、やる気は、大脳内にある淡蒼球(たんそうきゅう)というところが関与しているそうです。

 淡蒼球というのは、報酬を予測して、それに応じて感情や運動を高めるときに働く神経回路です。

 従って、やる気を出させるには、この淡蒼球を働かせることが必要です。

 そのためには、いくつかの方法があります。

 テスト勉強しなければならないのにする気にならない、という状況を例にとって説明してみましょう。



 まず第1案は、とにかく机に向かって本を開くことです。

 これは、身体を先に動かすという意味です。

 ジェームズランゲ説というのがあり、身体を動かすと、それに応じて気持ちも変わってくるとされています。

 よく、可笑しいから笑うのではなく、笑うから可笑しくなってくる、といわれますね。

 これを利用します。

 やる気がなくても机に向かって本を開き、鉛筆を動かしてみると、段々気分が乗ってきて、勉強しようという気になります。



 次に、いつも通りやるのではなく趣向を変えてみる、というのもあります。(続く)