バレンタインデーですね。

 ウチの小学生の娘もチョコレート作りに精を出しています。

 最近は友チョコとか言って、女の子の友達同士でもやりとりするみたいです。

 小学校の上級生ともなると上手いもので、試食させてもらったらなかなか美味しかったです。

 他にも、チャーハンとか野菜炒めとか、結構上手に作ります。

 ところで、こういうのは上手いのですが、もっと基本的なこと、例えば米とぎなどはまだまだ、というかほとんどやったことがないようです。

 米好きの私としては、これをぜひ習得してもらいたい。

 たかが米とぎ、と思うなかれ。

 結構奥が深いものです。

 そもそも、米は洗うとは言わずに、研ぐといいます。

 すなわち、米の表面をこすり合わせることにより除去するのが米とぎの目的です。

 米の表面には、糠のカスとかゴミとか微生物とかがいっぱいついています。

 単に洗うだけだと、これらの汚れが水に溶け、米が吸水する際に一緒に入ってきます。

 これを防ぐために、最初の1~2回はざっと洗ってすぐに排水します。

 そして、水を捨てた後に米をかき回す要領で力を入れすぎずに研ぎます。

 ある程度研いだら、水を入れて汚れを洗い流します。

 これを何度も何度も繰り返します。

 こうすると、ぬか臭くないおいしいご飯ができます。

 私はこれを近所の農家のお婆さんから聞きました。

 以上、美味しいお米を食べたい人のご参考になれば。

 P.S.
 こんな小うるさいことを言っているから、娘は私にバレンタインチョコをくれないのかも。