写真は、コンクリートの畝を挟んで2枚の田んぼをとったものです。

 右は、かなり年配の方が管理している、耕作放棄地になりかかっている圃場です。

 去年はずっと草ボウボウで、昨年末に親戚の人がトラクターで一回雑草をすき込んだだけです。

 一方の左の圃場は、管理が行き届いている圃場です。

 毎年、慣行の米作りをしていて、3週間ほど前に荒起こしをした後に雪が降りました。

 右左で、雪の溶け方がずいぶん違いますね。

 なんで、こんなに違うんでしょう?

 左の田んぼのほうが、土が団粒化していて断熱効果が高い?

 あるいは、右の田んぼのほうが微生物が沢山繁殖していて発熱量が多い?

 別の草ボウボウの荒れ地も雪が早く溶けているので、後者のほうかな、と思いますが管理次第でこんなにも変わるのが興味深いです。

 たまに降る雪は、私たちに圃場をどう管理すべきか、問題を投げかけています。