先日、おかやま環境シンポジウム、というセミナーに参加しました。

 講演は、岡山商科大学教授の岸田芳朗先生、農家の赤木歳通氏、米の生産組合長の西河明夫氏、おかやまコープの星島康男氏です。

どれも興味深かったのですが、私の一番のお目当ては、赤木歳通氏の講演。

 菜の花を緑肥に使う米作りは、全国的にも有名です。

 赤木氏の講演は、すでに本や雑誌等で読んだことのある内容が主で、さほど目新しくはなかったですが、それでも実際に本人がしゃべっているのを聞くのは大変刺激を受け、参考になりました。

 氏の、
 農業は、経済よりも何よりも、環境への配慮を最優先に位置づけて取り組むべきだ、
 経済的メリットは、環境優先にすることにより、後で自然についてくるものだ
というメッセージは、特に強く印象に残りました。

 これは、農業に限らず、ビジネス一般にも成り立ちます。

 自分の都合でなく、お客様へのベネフィットを第一に考える・・・

 成功している方の話を聞くと、必ずこの言葉を耳にします。

 頭では分かっていても、なかなか実行に移せませんが、絶えずこういった言葉を思い出しながら農業やコーチングに取り組んで行きたいと思いました。