先日、ある営業マンから電話がありました。
某電話会社の代理店からで、インターネットを光回線に、との勧誘電話です。
もう何年も前から、かかってきます。
正直、うんざりです。
ちなみに、その電話会社のホームページには、勧誘停止の連絡先が書いてあります。
自分が迷惑行為の元を作っておいて、その被害者にわざわざ連絡をさせるとは結構なご商売だ、とも思いますがとりあえず電話しました。
その結果、しばらくの間はかかって来なくなりましたが、少しすると再びかかり出しました。
そんなこともあって、その会社のサービスは固定電話他、全て解約して別会社に乗り換えました。
ちなみに、こういった勧誘電話は相手の第一声ですぐに分かります。
みなさん、きまって明るく軽薄そうな声でべらべらと喋ります。
どうして、そんな風になるのか?と思います。
こういった電話で、実際にどれくらいの人が契約するのか知りませんが、最初の一言で迷惑電話と見分ける人は多いはず。
もう少し、考え直せばいいのに。
勧誘電話に限らず、生産活動でも何でも、今までやってきたことを振り返って業務を改善することは必要です。
やりっぱなしだと、どこをどうすればいいのか分かりません。
この時に喧伝されるのが、いわゆるPDCAサイクルです。
ご存知の方も多いと思いますが復習すると、
PはPlan(計画)、
DはDo(実施)、
CはCheck(調査)、
AはAction(処置)。
ただ、知識としては知っていても、実際に上手くサイクルを回せない人も多いようです。
これは多くの場合、Planが甘いためです。
PDCAサイクルを上手く回すためには、計画段階で、可能な限り数値目標を設定することが必要です。
例えば、あなたが栽培しているイチゴの品質を上げる、といった目標であれば達成したかどうか分かりません。
糖度を○○にするとか、秀品率が○○%以上、大玉果率○○%以上といった目標であればCheckで検証できます。
また、Doできっちりデータを採取することも重要です。
実際にやってみると結構面倒ですが、これなくしては改善は図れません。
頑張って習慣化しましょう。
農業では年によって気候条件が変わる分、せっかく良いPlanを立てても結果がついて来ないこともあるでしょう。
それでも、しっかり考えたことは身となって、次の年以降にきっと実を結ぶことでしょう。