自衛隊で採用されているP-3Cは1982年から1997年の15年にわたって新しい機体が就役し続けた(wiki)ので納入時期によって若干装備が違ったりする。大きく分けるとUpdateⅡ.5とより新しいUpdateⅢに分かれるが、このうちUpdateⅢ(もしかしたらさらにそのうちの少数の機体)はAPS-137捜索レーダーを装備している。これは古いAPS-115レーダーより高性能でISAR(逆合成開口レーダー)機能があり、反射波を利用して映像を作り、探知した目標を識別することができる。
このISAR機能の恩恵は大きい。これがないとFLIRか肉眼で目標を識別することになるので高度を落してかなり近づかなければならない。ただし、このAPS-137を装備した機体は高年式のP-3Cだけなので古い型のものにはない、APS-115の修理パーツは2021年にも納入されているので残念ながら古い機体のすべてに調達されたわけでもないようだ。
これはアデン湾での海賊対処任務時に問題になったようで2015年からHPA-3 ISAR付加装置というものが納入されている。
HPS-3に関して得られた情報はほとんどないが、おそらく以上の情報からAPS-115捜索レーダーに対して追加される装備ではないかと推測される。
まぁミリタリー分からんから知らんけど