こんにちは
こどもサークル小山喜沢です
夏休みに突入しましたね
「今日は園なかったんだ」
と、お話してくれるお子さん
「これからお家でプールするの」
と、お家での活動を
楽しみにお話してくれるお子さん
大好きなきょうだいや
お父さん、お母さんと
長い期間一緒にいられることを
嬉しく感じていることが
伝わってきます
規制が緩和され、移動しやすい
雰囲気になってきた今年は
どこかに旅行に行く計画を
たてているお家も
あるかもしれませんね
風邪などに気を付けつつ
楽しい夏を過ごしてくださいね
さて、喜沢店では少し前から
保護者の方よりこんな相談を
たくさんいただくように
なりました↓
検診でハサミを使うことが難しかったんです。お家では危ないのであまり使わせてあげる機会がなくて…。
お家でハサミを使うときって
「大人の目のある場所で」
という気持ちになりますよね
しかし、なかなか大人が
時間を作ることが難しい場面が
ほとんどだと思います
園でもハサミに挑戦する
機会があると思いますが
手先を使うことに苦手意識を
感じているお子さんは
そのままハサミを使うことが
嫌になってしまうことも…
ハサミを使うことが
難しく感じるのは何故でしょう
ハサミを使うにあたって
皆さんは身体のどの部分を
使っていると思いますか?
手? 目も使うかな?
正解はどちらもです
正確に言えば
「右手」「左手」「目」
この3つを同時に使うことで
「切る」という動作ができるのです
喜沢店では、お子さんが
ハサミを使うにあたって
どの部分を難しく感じているかを
探して、課題に組み込んでいきます
今回は右手を利き手として
話を進めていきますね
ではまず、利き手である右手に
難しさを感じている場合
右手はハサミを操作する手です
ここの難しいポイントは
・ハサミの閉じひらき
・ハサミを進める動き
この2点です
特にハサミを開く動きに
難しさを感じる
お子さんが多いです
指の力が弱かったり
指を動かすことが難しかったり
すると、この動きが苦手ですよ
閉じひらきが難しいお子さんには
補助付きのハサミを使用したり
手添えで開くときに少しだけ
サポートしたりすることで
支援しています
指の力は鉛筆課題などでも
重要になってくるので
ぬりえや粘土遊びなどで
指に力を入れる練習を
しています
次は左手に難しさを
感じている場合
左手は紙を操作する手です
ここの難しいポイントは
・切るたびに手の位置を変える
ここを難しく感じている
お子さんは多いです
切ることに集中してしまうと
最初紙を持った位置から
左手を動かすことなく
切り進めてしまうため
結果、紙がぺらぺらと
動いてしまい切りにくく
なってしまいますよ
この場合は
押さえた方が良い位置を
手添えで伝えたり
声かけで持ち帰るタイミングを
伝えたりしながら
サポートしています
では、最後に「目」
を使うことを難しく
感じている場合は
どこが難関ポイント
なのでしょう
・刃先を見続ける
・線を追う
主に難しいのは
この2つです
ハサミを使う際の
「みる」
という動作には
多くの意味が
混じっています
「見続ける」
というのは
注視 目をそらさず
ずっと1点を見る力
「追う」
というのは
追視 動くものを見る力
注視が難しい場合は
チョキン、と 1回で
切れる大きさの紙を
ずっと手元をみた状態で
切れるようになることから
始めますよ
慣れてきたらお次は
チョキン、と 1回で
切れる長さの線を書き
線を見ながら切るに挑戦
これが出来るようになったら
今度は追視の部分に
移っていきます
2回で切れる長さ
3回で切れる長さ
と、だんだん伸ばして
いくことで、上手に
目を使いながら
切ることができるように
していきます
ここまでたくさん
ハサミについて
お話してきましたが
1番お子さんが
躓きやすいのが
手と目を同時に使うこと
これが1番の
難関ポイントです
注視 追視で紹介した支援方法は
この部分もサポートしていますよ
まずは直線が切れるように
なることを目指して
ハサミ課題を進めています
上手になってきたら
今度はチョキチョキと連続して
直線を切れるように
それができたら曲線へ
と、難易度をスモールステップで
上げています
もしお家でハサミを
練習する際は
参考にしてみてくださいね
見学や体験、随時受け付けております
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