no music. no cigar. no coffee. no life. -4ページ目

playlist.SUMMER SONIC 2010 part.11 THE DRUMS

どもKcです。


今日からまたサマソ情報に戻りましょう!

えっ、あと10日を切ったフジロック2010には触れないのか、この野郎!ですって?

実はワタクシ、、フジロックにいい思い出がありませんでw

初回、2回目と散々な目に遭ったため、かなりの拒否反応がwww



さあ、SUMMER SONIC 2010 特集11夜目、

今日お届けする注目のlinerはこちら!

(注、いつものように、お届けしている曲は、個人的な好みですのでご了承くださいw)


8/8 東京 sonicstage 「THE DRUMS」

フロリダ出身、09年UKでインディーデビューの4ピース・ロック・バンド

現在はNYブルックリンに拠点を置いて活動中なんですが、、、

UK,USを中心にとにかく専門誌の評価がずば抜けて高い彼ら!

UKのNME(New Musical Express)誌などでもカバーを飾るなど

まさに世界中から注目を集めるnewcomer!


6月月に初来日を果たした彼らですが、日本でのフェス出演は初!

サーフサウンドをベースとする彼らの音は、夏フェスには「直球ど真ん中」!

間違いなくbigname入りするであろう彼らのperformanceは

間違いなく期待大です。


The Drums-Submarine



The Drums - Let's Go Surfing



The Drums - Forever & Ever Amen



The Drums - Best Friend



なんてさわやかさだ!!!w

アイドルバンド的なテイストも併せ持つ彼らなので、音楽面以外にも

日本のファンが増えそうな予感w

さあ、という訳で本日は「THE DRUMS」をご紹介いたしました。


まだまだ、つづくSUMMER SONIC 2010特集。

今後も注目のlinerをご紹介いたします。


ではまた。



あっ、フジロックは紹介しませんよ、、多分w

playlist.30 Mal Waldron - Left Alone 亡き友へ

どもKcです。


今日は少し昔話をさせてください。


僕は、毎年夏が来ると、必ずバーボンとグラスを2つ用意して聴く曲があります。

Mal Waldron - Left Alone


今から18年前、ある理由で大学を中退した僕は、地元熊本に戻り、市営のある劇場で、

照明と音響の臨時職員をしていました。


その当時、僕は人間嫌いで友人と呼べる存在は無く、また必要だとも思っていませんでした。

傍から見れば、斜に構えて物を見ているただの「生意気なガキ」でした。


当然、上司や先輩とも衝突することが多く、職場の中でも浮いた存在だったんですが、

間もなく、勤務して1年が過ぎようとした頃に、新人の職員が入って来ました。

彼はれっきとした市の職員であり、僕より3つ年上でした。


しかし彼は、ただの臨時職員でしかも年下である僕を、常に先輩と呼び、

事あるごとにつけ、話しかけてきました。

馬鹿が付くほど明るい彼は、人の心にズケズケと侵入してきては、

自分のペースに巻き込んで行く、僕の最も苦手とする「ウザい」タイプの男でした。


そりゃ当然いつか衝突しますよね。

1ヶ月もたたないうちに、些細な事から殴り合いの大喧嘩にw


でも、おかしなもので、その翌日、あまりにもあっけらかんとした奴の

態度に毒を抜かれ、その日を境に急激に仲が良くなっていきました。

僕が取り込まれてしまった訳ですw


それから更に半年後、職場で飲み会が企画されました。

僕にとっては「忘れようもない日」です。


それまでの飲み会では、運転を理由にことごとく酒を飲まなかった彼が、

上司の強引な勧めで、珍しく酒を飲んでいました。 が、、

宴会開始30分後には、既にべろべろな状態に、、、そう、実は彼、

かなりの下戸だったんです。


一次会、二次会が終了後、僕らは初めて2人だけで飲みに行く事にしました。

僕の行きつけのBARで、たった一杯だけの三次会。

グランドダッドの114を飲みながら、相変わらず熱く話しかけてくる彼、、

でも、そのほとんどは、僕がリクエストしたMal WaldronのLeft Aloneにかき消され、

あまり聴きとれませんでした。


夜中の3時、送っていくと言う僕を制して、振り返らずに手を振っていた彼、

それが僕の記憶に残る、彼の最後の姿になりました、、、、


明け方、急に電話が鳴り、受話器を取ると酷く狼狽した上司の声が、、


「○○が亡くなった、、朝方、電車に轢かれたそうだ、、」


たしか、そんな内容でした、正直この前後の記憶が錯綜してて正確に覚えていないんです。

警察の検視の結果では、事件性は無く、酩酊した彼が線路上で寝込んでしまい、

始発電車に撥ねられたものだと断定されました、、、、


翌日の職場では、僕を始め、職場の誰もが後悔と自責の念を隠せませんでした。

僕は自分の中でその事実に耐え切れず、逃げ出すように、その日のうちに辞職を願い出ました。

葬儀に出ることもなく、、、



数年後、自分が犯した過ちと、奴の死を認められないままの僕の元に

一本の電話がかかって来ました。


元の職場の上司からです。

「○○の親御さんが話をしたいと、連絡があったが、どうする?」

僕は逃げたしたい気持ちを押さえて、彼の実家に伺いました。


「手つかずの遺品を整理していたらこれが見つかったんです」

彼のお母さんから一冊の手帳を手渡されました。

それは、彼の日記と言えるもので、職場や人になじめない僕の事に関して、

笑えるぐらい心配している彼の心情が記されていました。


お母さんは、その夜の事を上司を通じて全部知っており、

その上でこれを僕に見せたかったのだと言う。


「あの子はあなたの事を親友と言ってました、あの子の為にもこれ以上苦しまないでください」

お母さんのその言葉で、僕の中の何かがプッンと音を立てて弾けた気がした。

おそらく人前で嗚咽を上げながら泣いたのは、この時が初めてだろう。


結局、僕は最後の最後にまた奴に救われた。

最後まで自分のペースを押し通しやがってw


これが僕のたった一人の親友との思い出。

周りに誰かがいる、、そんな当然のことがホントは当然じゃ無いんだって

教えてくれた、「恩人」の話です。


なあ、親友少しは酒強くなったか?

そのうち付き合うから、あと2~30年ぐらい待ってろよw



長々とスイマセン、酒の勢いでなんとなく書いちゃいましたw


ではまた。

playlist.29 Toots Thielemans

どもKcです。

サッカーとサマソニ情報板と化しているこのブログw

本末転倒w

ここで久々に、基本に戻ってmy playlistをご紹介しようと思います。


今日ご紹介するのはこちら、、



Jaco Pastorius & Toots Thielemans で Three Views of a Secret でした。


元weatherreportのJaco Pastoriusとharpmaster!Toots Thielemansの

まさしく最上級同士の組み合わせ!

というか、、、Toots Thielemans、、、、渋すぎる!


世界最高のharp奏者にして、偉大なギタリストでもあるToots Thielemans

彼は、jazz harpとwhistle guitarという偉大なオリジナルを生み出しました。


whistle guitarとは、guitarを弾きながら、口笛でユニゾンするという奏法なんですが、

一見簡単そうなこの奏法、、、、いや、普通できねぇってw

イメージが湧かない方の為に、Toots Thielemansのwhistle guitarの

代表作をお聞きください。



Quincy Jones で Velasでした。

もちろん、guitarとharp、あと口笛もToots Thielemansです。


まさに、音楽史に残る偉大なlegendの1人!

現在88歳、、もう来日は無いだろうな、、、

もう一度生で観たかった。


それでは、Toots Thielemansの数々の名演をお聞きください。


Bye Bye Blackbird



Bluesette



Toots Thielemans & Stevie Wonder - Bluesette



MIDNIGHT COWBOY THEME



LOVE THEME FROM THE GETAWAY



Smile



Body & Soul



本日は、Toots Thielemansをご紹介いたしました。

なぜだろう?Toots Thielemansのharpを聴くと、無性に酒が飲みたくなるんだよなーw


たまにはこんな感じもよくね?w


ではまた。