「5分の1の悪霊~THE HUNTER~」オフィシャルブログ -7ページ目

♪本編ストーリー前編配信中&お知らせ♪

いつも「5分の1の悪霊~THE HUNTER~」オフィシャルブログにアクセス頂き、ありがとうございます。



先日25日より、pixiv様でイラスト&漫画コンテストが開始いたしました♪

また、それに伴い「5分の1の悪霊~THE HUNTER~」公式アカウント内にてストーリー前編の配信を開始いたしました!


●pixiv内 「5分の1の悪霊~THE HUNTER~」公式アカウント●


既にたくさんの方にアクセスを頂きましてありがとうございます。

もしよろしければ感想などを公式アカウント、もしくはこのブログのルーム内にあるメッセージなどでお送りください☆

すぐに樹林先生にお届けいたします!




既にpixiv内特設ページをご覧になっている方はお気づきかと思いますが・・・

今回の漫画コンテストの最優秀賞作品は、なんと講談社様「別冊少年マガジン」への掲載があります!!

講談社様「別冊少年マガジン」編集部に全面ご協力いただきました♪

プロの編集担当の方と、樹林先生にみなさんの漫画を見ていただくチャンスです!

熱意のこもった作品、お待ちしております☆



※作品の応募にはpixivへのユーザー登録(無料)が必要です。

※応募の際には必ず応募要項をよく読み、同意された上でご参加ください。

♪pixiv×樹林伸 コンテスト開催♪

「5分の1の悪霊~THE HUNTER~」オフィシャルブログにアクセス頂きありがとうございます!!


お待たせいたしました!



タイアップ企画第一弾!

樹林伸×pixiv

イラスト&漫画コンテスト


遂にはじまりました!!




詳しい応募の仕方などは特設ページをご確認ください!

●特設ページはコチラ●




そしてそして、

pixiv内「5分の1の悪霊~THE HUNTER~」公式アカウントも出来ました!!

こちらでは、待望のストーリー前編が読めちゃいます!!

●「5分の1の悪霊~THE HUNTER~」公式アカウントはコチラ●



みなさまのご参加をお待ちしております!!

★ご質問の回答★

連日たくさんのアクセス、ありがとうございます!

スタッフ一同、みなさまの期待に応えられるよう着々と準備を進めておりますのでお楽しみに♪





さて、メッセージなどで何件がお問い合わせがありましたので、こちらで回答させていただきます。



Q:このブログではアメンバー限定記事などは掲載予定なのでしょうか?


A:申し訳ございませんが、予定はまだありません。

  ですがスタッフの励みになりますので、是非申請していただけますと幸いです!
  また、アメンバー限定でこんな企画をやってもらいたい!などのご意見がありましたら、是非メッセージなどお送りください!



Q:pixivさんの特設ページをご覧下さいとの事ですが、見つかりません。


A:特設ページは25日より掲載開始になります。




Q:「5分の1の悪霊」は小説として出版されていますか?


A:現在単行本としての小説・漫画などの出版はされておりません

  原作は今後pixivさんとのタイアップなどで発表してまいりますので、是非そちらをチェックしてください!





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さて、明日は待ちに待ったpixivさんとのタイアップ企画が発動します!!

お楽しみに☆

「5分の1の悪霊」オフィシャルブログスタート!!

(2010/5/26)

掲載しておりました情報に一部誤りがございました。

下記のように訂正し、謹んでお詫び申し上げます。

株式会社ティー ワイ エンタテインメント スタッフ




「5分の1の悪霊~THE HUNTER~」オフィシャルブログにアクセス頂き、ありがとうございます!


このブログは、「金田一少年の事件簿」、「神の雫」など、大ヒットマンガを数多く手掛けている原作者、樹林伸先生の最新作でもある「5分の1の悪霊~THE HUNTER~」のオフィシャルブログになります。

このお話はまだマンガにもアニメにもなっていない、樹林先生のオリジナル原稿のみの作品です。


この原作を、みなさんの手で「作品」として作り上げてみませんか?



今後様々なプロジェクトを企画中ですので、是非このブログをチェックしてください!

樹林先生のコメントも掲載予定ですので、お楽しみに♪



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第一弾のプロジェクトとして、最大級のお絵かきコミュニティサイト「pixiv 」さんとのタイアップが実現いたしました!!

[イラスト部門]と[マンガ部門]の2つに別れて作品を募集いたします!!



▼募集内容▼


[イラスト部門]

登場するキャラクターのイラスト、ストーリーのイメージイラストなど、

自由な発想で1枚のイラストを描いてください!


★最優秀賞 1名★

◎オリジナルクオカード1万円分プレゼント!

①このブログのオリジナルスキンに使用!

②2010年発売予定のCD「5分の1の悪霊~THE HUNTER~ イメージソングアルバム(仮)」ジャケット画像に採用!

 後日、樹林先生のサイン入り商品をプレゼント!

③今後プロジェクトのメインビジュアルとして、様々な場面で見れるかも?!


★優秀賞 4名★

◎オリジナルクオカード5千円分プレゼント!

○今後プロジェクトのビジュアルとして、様々な場面で見れるかも?!




[マンガ部門]

樹林先生の原作をもとに、マンガを描いてください!


★最優秀賞 1名★

◎オリジナルクオカード3万円分プレゼント!

(以前「5万円」と表記されておりましたが、「3万円」の誤りでした。訂正し、謹んでお詫び申し上げます。)

○講談社様発刊「別冊少年マガジン」にて掲載!!

 ※該当者なしの場合もございます。

★優秀賞 4名★

◎オリジナルクオカード1万円分プレゼント!




もちろん応募作品は樹林先生が審査します!

みなさんの作品をプロに見ていただくチャンスです!

どちらも募集は 5 月 2 5 日 よりスタート!!


みなさんのご応募をお待ちしております★



※投稿にはpixivへのユーザー登録(無料)が必要となります。

※詳しい企画概要、投稿の方法などは、pixivの特設ページをご確認ください。




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★樹林伸先生のブログはコチラ⇒天樹征丸日記

★樹林伸先生のツイッターはコチラ⇒亜樹直(樹林伸)ツイッター

「5分の1の悪霊~THE HUNTER~」前編

「5分の1の悪霊~THE HUNTER~」前編





片田舎の人けのない道。


学校帰りのセーラー服の女子高生、名波舞衣が、雨に降られて濡れながら走っている。

舞衣「もーっ、最悪ぅ!」

走りながらふと、廃屋の軒に気づいて、そこに飛び込む。

「ほっ。止むまで、しょーがないか……」と、落ち着くが、たちまち雨は土砂降りになり、雷鳴が轟き始める。

ガラガラ、ピシャーン!

舞衣「きゃっ!」



すると舞衣の背後で廃屋のドアが開き、すーっ……と、手が伸びてくる。舞衣、気づかず、

舞衣「……どーしよ……暗くなってきちゃったし、早く帰らないと……」

ガッ、と腕を掴まれて、廃屋に引っ張り込まれる舞衣。

舞衣「きゃああああっ!」



すると、引っ張り込んだ男、火史川崇のほうが、その叫びに驚いて飛びのく。

崇「うわあああっ!」

顔を見合わせて、

二人「……」

背後の薄暗がりから、プッ、クスクスと笑い声。

そこには、ちょっとオタクっぽい線の細いタイプのメガネの少年、菊地若丸と、ゴスロリのような服を着た、お嬢様風の少女、美和茜の二人がいて、舞衣と崇の様子に吹いている。

若丸「いきなり腕を掴んで廃屋に引っ張り込まれたら、普通は悲鳴をあげるでしょ」

茜「平気よ。その人、変態じゃないみたいだから」

若丸「さあ~、それはわからないでしょ。5分前にここで知り合ったばかりなんだから」

崇「あ?言ってくれんじゃねーかよ、メガネェ~」と、ガンを飛ばす。

若丸「……」たらっ。



舞衣「あ、あの~……」

崇「おう、悪かったな、驚かして。雨宿りなら、中に入ったほうがいいかと思ってよ」

舞衣「は、はあ……」

(怖そうなんですけど……)と、不良少年風の崇をジーッと見て。

崇「べつに怪しいモンじゃねーよ。ツーリングにきてたら、エンコしやがってよ?(と外のバイクの絵)オマケに土砂降りに雷。でーっきれーなんだ、雷」ピカッ。わっ、となる。

若丸「暴走族を昔はカミナリ族って言ったみたいだけどね?」

崇「あ?メガネ、おめー、やけにつっかかるな?」と、胸ぐらを掴む。

茜「やめてくれないかしら。こんな時に」とクールに。

笑顔で舞衣を見て「大丈夫よ。あたしたちもみんな、雨宿りなの」

舞衣「は、はあ……」

茜、崇と若丸を見て「雨が上がったらサヨナラして、二度と会わないでしょうから、せめて今は仲良くしましょ」

崇「仕切るじゃん、見かけによらず。てか、なにその格好……」

若丸「ゴスロリですか?こんな田舎で、そっち系のイベントでも?」ないか、ハハハ。

茜「ゴスロリって何?ワンちゃんの散歩をしてたら雨に降られたの。それだけ」

と、小犬をよしよし、と撫でている。

舞衣「……」たらっ。



扉があいて、また一人、少年が入ってくる。

美形で、無表情。少年の名前は、神足守留。髪は長めで、線が細いカンジ。

崇「お。また来た。まあ、ゆっくりしてってよ、アンタも。ハハハ」

若丸「キミの家ですか?暴走族サン」

崇「……」と、睨む。



舞衣「ま、まあまあ!そうだ、自己紹介とかしません? いつ雨止むかわかんないし、暴走族とかゴスロリとか呼ぶから角が立つってゆーか……」

他の全員「……」と、舞衣を見る。

舞衣「……ダメ?」と、たらっ。

茜「いいんじゃないかしら。ねえ?」

若丸「いいよ」崇「かまわねーぜ」守留「……」と、それぞれき反応。

舞衣「よ、よかった!あたし名波舞衣です!高校2年でサッカー部のマネージャーしてます!」(以下小さく)「あ、でも元日本代表の名波選手とは関係ありませーん、エヘヘ」

4人無反応。しょんぼりとなる舞衣「……」

茜「あたしは、美和茜。年は舞衣さんと一緒だけど、高校には行ってないわ」

崇「おれぁー、火史川崇だ!」と、背中を向けて「横浜の『悪霊』ってえ、族(チーム)で走ってんだ、夜露死苦!」

皮のジャンパーの背中には、横浜・悪霊の派手なデザインロゴ。

守留「……」と、見て少し怖い顔。

舞衣「?」と、それに気づき。

若丸「はあ……80年代からタイムスリップでもしてきたんじゃないのか?」と、つぶやきつつ「菊池若丸。この近くの合宿所に、受験塾の夏期合宿できてる。ちょっと息抜きに散歩に出ただけなのに、災難だよ、ったく……!」

崇「かーっ、見た目通りのガリ勉野郎か。女の子いなかったら、シメてんぞ?」

若丸「あっそ」

崇「(ピクッとなるが)で、新入りクンは?」

守留「……僕は、神足守留(こうたりまもる)。『悪霊ハンター』をやっています」

全員「?」ときょとん。

守留「危険極まりない悪霊を一匹追いかけてここに来ました」

崇「あ、あの~……ネタか?それ。あんまし笑えねーんだけど……」

守留「ここにいるあなたたち4人の中に、悪霊は潜んでいる。僕は『それ』を見つけ出さなきゃならないんです」

雷鳴が轟き稲光が守留の冷たい表情を照らしだす。

舞衣を除く3人顔も心なしか不気味。

舞衣「……」たらっ。「あ、あのー、冗談……ですよね?」

守留「だったらよかったんですが……」

舞衣「……」たらたら。

崇「おいコラ、小僧ォ?いい加減にしろや?」と、迫ると、

守留「迂闊に僕に近づかないほうがいい」

崇「あ?」

守留「ここにいる強力な悪霊の『におい』に惹かれて、周囲からさまざまな、低級霊や地縛霊が集まってきてる。たいした危険はないが、そんなやつらでも――」

いきなり、バン、と廃屋の扉が開く。

全員、凍りつき「!!」

守留「……これくらいのことはできる。取りつかれたら、やっかいですよ?」と、扉をしめつつ。

崇「……」たらっ、となりながらも「風だろ。フツーに……」



若丸「……で、そのハンターさん……コウタリくんでしたっけ?」

守留「神足守留です」

若丸「その悪霊とやらを見つけたら、何をするつもりなんだい?キミは」

守留「……殺します」

若丸「は?霊をか?」

守留「はい。『宿主』ごと――」と、意味ありげな錆びた包丁を出して「これで」

近くに落雷。

舞衣「!!」と、目と耳をふさぐ。

ゴロゴロ……と音が残る中、茜が、クスッ……と小さく微笑む。

舞衣「……」たらっ。





後編に続く