ナビで曽爾高原温泉お亀の湯を

設定し到着するが

曽爾高原はまだ2.5kmも先

登山口の有料駐車場まで

遠すぎる

湯の前を素通りして

高原入口駐車場にとめる

さすがにこの天気では

人出は少ないのかもしれない

まさかの2台目

早めに現地入りできたのか?

計画は

亀山峠から

俱留尊山を往復し

亀山経由で

下山してくる

4時間ほどの

ハイキングコースを歩く

スタート地点は

お亀池のすぐ横で

池の周囲に灯篭が

ひしめいている

ススキの見頃には

まだ早いのか

穂は垂直に天に向かっている

穂が重くなり

お辞儀をするまでには

まだ時間が必要かもしれない

人の少なさは

天気のせいだけでは

ないらしい

それでも一人占め状態の

自然はテンションを

上げてくれる

亀山峠の直下の

広場に着いた頃から

ポツポツと雨粒が

落ちてくるようになる

みな雨具を出して羽織る

ってひとり自分だけ

車にポンチョを忘れてきた

なだらかとは言えない

木段を登って行く

湿地化し出している

お亀池を

真上から見る景色も

良いもんだ

高度をあげて行くと

その景色は更に広がり

目が覚める思いになる

につれて雨脚が

強くなりだした

このまま俱留尊山まで

行けるだろうか?

と少し不安がよぎる

亀山峠で

道を譲ってくれたパーティーが

仲間内で話しているのが聞こえてくる

この振り出してきた雨は

いつまで続くのか?

夕方頃まででしょうか? 

ひょっとすると私たちに

アドバイスを送ってくれて

いたのかもしれない

4人で短い協議をし

亀山経由で下山と決まる

2対2の場合どうするんだろうか?

リーダーが2票で良いんでしょうね

亀山方面に足を向けると

途端に火山岩が露出してきた

デコボコした岩の上を

滑らないように

お互いに注意喚起し合いながら

進む

足場の良い所で

西側の景色を見る

岩稜の下りで

太い鎖が設置されてある

ゆっくりと慎重に

時間をかけて降りる

長尾峠に出ると

また良く整備された

木段の道に出る

このまま足を運んで

駐車場に戻ろう

冷えた体を温泉で暖めに行く

ランチと温泉のセットがある

少しお得感があるので

それに決める

まず温泉で温まり

ランチでお腹を膨らせる

ナビの案内で帰路に就く

彼女の案内不足か

香落渓沿いの道に

迷いこむ

きれいな景色に

うっとりしながら

ナビの忖度と

皆で笑い飛ばす

 

天気は崩れましたが

この天気ならではの

景色に巡りあえた

そんな気がする

曽爾高原でした