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Mr.K.Beanのブログ

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 大学入試を目前にして、高校3年の男子生徒を教えていて


今まで、自分は何を教えてきたのだろうか、と唖然としてしまった。



英語の長文がほとんど訳せない。 主語や、述語や、副詞や 分詞構文や、と


文の構造がつかめていない。 話の流れがつかめない。



一つには、過去問を解くことに集中しているということもある


確かに、あと1週間足らずで受験日、という時に、焦る気持ちがつのって、


じっくりと時間をかけて長文と


頭を突き合わせて意味を考えるなんてやってられないかもしれない。


焦れば焦るほど、ますます難解な長文の意味はわからなくなってしまうし。



でも、受験勉強の時に深く文を読む努力をしていないと、 実際の試験では


緊張して、もっと読めなくなる。


過去問を解くのは必要だ。  でも、その過去問は二度とまた、入試で出題されることはない。


つまり、いくら過去問で正解率が高くても、英文を読む解く力がなければ


高い正答率は維持できない。



思えば、私が高校生の時は、’紙の’辞書を何度も、何度も指で一行一行活字をなぞりながら、


穴が開くほど調べて、時には、同じような例文があって、「そうか、そういう意味だったのか。」と


感激することもあれば、「わからんっ、まったくわからんっ。」と悔しい思いをすることも


よくあった。 でも、その、極限まで頭を使ってうーんと、頭を悩ますことが


今の自分の読解力になっていると思う。



でも、今は ・・・・・・ 電子辞書。


鉛筆で調べた単語にアンダーラインを引くこともできなければ、指でなぞりながら


一行一行ていねいに単語の意味を調べている人も見たことがない。



僕自身は、決して頭がいいとは思っていない。 むしろ、馬鹿だといつも思う。


でも、あの時の僕の集中力に比べると、今の高校生は、安易に「ここの文章は、


どう訳すんですか。」と聞いてきて、真剣考えることがあまりないように思う。



英語の習得に、楽な方法なんてないと思う。 多かれ少なかれ、僕と同じような


苦労をどこかでしないと伸びてこないような気がする。


ましてや、なんかのCMみたいに「聞き流すだけで・・・・。」


冗談じゃない!  と、思う。