ヨーロッパのスタジオ定番として永く君臨した(している)Beyerdynamic DT100というヘッドフォン。リスニング用としてはまったく不向きだけど、MIXモニター用としては使えると思う。
ヘッドフォンだけでMIXを完了することは無いので、ヘッドフォンはMIXの完成度を上げるひとつのツールとして存在価値がある。Beyerdynamic DT100に今風の音を期待してはいけません。クリアで生々しい音で音楽を楽しみたい・・・なんて思っている人は間違っても使ってはいけません。音楽鑑賞用ではありません。その点ではSONYの赤帯900STのはるか上をいく機材。
Beyerdynamic DT100 この機種の得意技は明瞭な定位感の表現だと思う。
楽器、ボーカル、コーラス等々それぞれの定位がはっきりと判ります。900STを永年愛用していたけど、定位の明瞭さは900STなどはるかに超越したものがあると感じる。ちょっと遠く聞こえる音像で個々の楽器の音がしっかりと聞こえ、鳴っている場所が激判り!
定位の確認用としては、今までで一番良い感じ。へたなMIXでボーカルがセンターから微妙にずれた気持ち悪さなんかも しっかり伝えてくる。
すごく感心したし、感激もしたヘッドフォン。
ただし、何度も繰り返しますが 音楽鑑賞には徹底的に使えませんから!
あの乾燥した900STの音がもの凄く艶やかに聞こえるほど、ひどい音です(^^;;;
私は定位確認以外では使いませ~ん。でも、Getして大満足です。