| 青森の医療機関で無資格者が注射 |
青森市の医療機関(昨年末に閉院)で、無資格の看護助手らが注射や調剤業務を行っていたことが三十一日分かった。青森社会保険事務局はこれらの行為により診療報酬約六十五万円を不正不当に請求したとして、この医療機関の元院長の保険医登録を取り消し処分とする方針を固めた。元院長は「昨年末、県の立ち入り検査で指摘され、無資格者だと初めて知った」と語っている。
関係者の話を総合すると、この医療機関では三人の女性がここ数年、看護助手や医療事務職員などとして働いていたが、いずれも看護師、准看護師、薬剤師などの資格を持っていなかった。看護助手らが患者に注射したり、薬の調剤を行ったケースがあったという。
保健師助産師看護師法と薬剤師法では医師、看護師、准看護師、薬剤師などの資格を持たない者が注射や調剤業務を行うことを禁じている。昨年末の県の立ち入り検査で、無資格に伴う不適合事項について指摘された元院長は、改善報告書を県に提出したという。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0601/nto0601_6.asp