太陽と犬
きみを初めて見たのは
高校での廊下だった。
ニコニコと笑い
友人達とはしゃいでた。
キレイでもなく、
僕の好みでもなく、ただただ・・
「犬みたいな顔してるな」 と思った。
でも、
笑顔が楽しそうで。
肌が白くて。
髪が茶色で。
太陽みたいだった。
まわりのやつらも照らされて
楽しそうにみえた。
名前も知らず
僕には
「ふぅーん。」
と言う印象が残った。
いずれ君と12年の月日を過ごす事になるのだが。
僕の友人と同じクラスのキミの事を
何気なく聞いた。
”何気なく”だ。
「あ、お嬢だろ? いいやつだよ。 超、仲いいよ俺。
何、なに?? 紹介してやろーか?」
いや、ちげぇし。 いいよ・・。
へー、でも彼女ってお嬢様なんだ?
「って噂。 みんな言ってる。」
ふう~ん。
ま、顔立ちから育ちが出てる言うか・・・
そう言われればそう思えるものだ。
その時は
友人とそんな会話をして
僕はバンドの練習に向かった。
その後は気にも掛けず、
僕には彼女が出来た。
他校の女子にも知れているほど
喧嘩の強い女…だった。
だから良くケンカになった。
X'masは一緒に過ごしたが・・
そんなに長くは続かなかった。
そして僕等は二年になり、僕はキミと同じクラスになった。
