だいぶ・・・続きを書いていなくってですね・・・・
ずっと続きを書かなきゃ!!と思いすでに2年が経ちましたw
今日でしっかり落とします!!
そして次からはもっとどろどろした昼ドラ的なブログにします!!
さて、前回はシアトルから飛び立つとこまででしたね。
いやぁ。何年も前の話に聞こえますな。
えー紆余曲折ありましたが、無事夜の9時にシアトルからの飛行機に乗ることができました。
その時点で、結構酔っ払ってしまっていた俺は、屍のように座席に沈み込んだ。
足元に何か当たった気がしたが、もはや気に留めもしなかった。
やがて飛行機が動き出す。
すると俺はあることに気づく。
携帯がない。
一気に酔いが醒め、自分の記憶を探っていく。
飛行機に乗る直前までは確実に手元にあった。カリフォルニアで待つ友達に、電話でお迎えを頼んでいたから。
ではその後だ。
む?そういえば席についてから何か足に当たったな。ひょっとしたら携帯が落ちて当たったのか?
しかし座席の下を探しても見当たらない。
とりあえずCAに聞いてみた。
すると、「え?! あ・・・」みたいにしどろもどろ。
話をまとめると
俺、携帯落とす→後ろの客拾う&CAに渡す→CA、前の客の落し物だと思い、地上職員に渡す
もう飛行機動き出しちゃってるからどうにもできないの。今度は俺の携帯がシアトル発つの失敗したの。
CA「とりあえずオークランド空港に到着したら、向こうの地上職員に事情説明して。そしたらシアトルから送ってくれると思うから~」
今こうやって書いてても、思い出すだけでイライラする。
そう。CA「ワタシにはどうにもできないから」的なノリでかわしやがった。
こっちが留学生なこと見越して、どうせ問題にもならないしょ、的な感じでさらっと切り抜けやがった。
当時の俺は怒りを覚えつつも、それどころじゃなかった。
そうだ。
携帯無いと友達と連絡取れない=おうちに帰れない。
だって空港つくの12時近くで公共交通機関が動いてない。
俺は到着次第、できるだけ早くロータリーに出て、友達が来るのを待ち構えようと心に決めた。
しかし!!
神様は、こういうとき、希望の種を徹底的につぶしてくれる。
オークランド空港に飛行機が近づくと、機内にアナウンスが流れた。
「霧が濃く、視界不良のため、念のため霧が薄くなるまで上空待機します。」
そう。ベイエリアは霧がで有名。サンフランシスコなんて、街半分霧で隠れることなんてしょっちゅう。
しかしやばい。
ひじょーにやばい。
なによりもまず、俺の膀胱がやばい。
シートベルト着用のタイミングで、トイレに行きそびれた俺は、結構あせっていた。
最初は「頑張れる。着陸したらそっこートイレ。その後地上職員と話して、そしたらロータリー出てて・・・。」なんて考えてた。
まさか・・・30分も上空待機だなんて思ってなかった・・・・。
着陸後、生まれたての子鹿のようにがくがくしながらトイレに向かう。
トイレから出ると、例のう●こCAが地上職員のところへ連れて行く。
CA「この子の話聞いてあげて!じゃあ!!」 といって颯爽と帰りやがった。
もはやここまできたら、何にもめげない。
俺ガム噛みながら話を聞く黒人のにーちゃんに頑張って説明。
にーちゃん「俺にはわっかんねーや。ここ電話したらどうにかなるんじゃね?」
もうね、「ふ●ーーーーーーーーーーーーっく」って叫んだよ。全力で心の中で。
「時間返せよマジで!! 友達に会えなかったらお前のせいだからな!!」って捨て台詞はいてやったよ。
心の中で。
で、そのままロータリーへとチョーダッシュ。
「そこでずっと待ってれば、きっと友達が見つけてくれるはず!!」
そんな期待を胸に、外へ飛び出す。
ロータリー
ありえないくらい渋滞
どっかの馬鹿が喧嘩してけが人出して、救急車だのパトカーだのって事になって、もう人も車もごっちゃごちゃ。
もう俺はここで諦めた。
この混雑の中友達は俺のことを見つけられないだろう。
電話も出ないし。
「友達は怒っているんだろうな、ははは。もう疲れたよ、パトラッシュ(スーツケース)」
そう言って俺は、全米でも有数の治安の悪い街、オークランドにある空港で一泊を決め込むことにした。
たださ、いざ椅子に座って横になろうにも・・・・その・・・・
何の荷物も持ってない、ちょっと汚いおっさんウロウロしてんだよね・・・
夜中の2時に空港で。。。。
「とりあえずタバコを吸おう。そして安全な場所を探そう。」
そう思い立って、もう一度外へ出た。
当時、オークランド空港ってのは元からあったターミナルの隣に新しいターミナルを作っていて、それが目に付いた。
「とりあえずあっちに行こう」
重い荷物を引きずりながら、その新しいターミナルの前に行くと、建物の入り口に俺の2倍くらいでかいファンキーな黒人のおばちゃん警備員がいた。
こんな夜中に、しかもこんな危ない空港に、アジア人の男の子がウロウロしているのを不思議に思ったのだろう。おばちゃんは俺に話しかけてきた。
「やぁ。どうしたんだい?ひどく疲れているじゃないか?」
俺は事の顛末を全部話した。
すると、おばちゃんは深いため息をつき
「あなた、ほんと今日はついてないのね。そういう日もあるわ。これからどうするの?」と聞いてきた。
俺は、寝るところも無いし、このまま朝までどうにか時間をつぶして、それから帰ると伝えた。
おばちゃん「ほんとうは、誰も入れちゃいけないんだけど・・・。いいわ。ついてきなさい。」
そう言って、その新しいターミナルの中へ俺を案内してくれた。
俺はおばちゃんの後を言われるがままついていき、真新しい椅子が並んだ待合所へと連れて行ってくれた。
おばちゃん「空港の人にはワタシから話しておくから、ここで朝まで過ごすといいわ。ここなら危ないやつらも来ないし安全よ!!」
どうやら、神様はファットな黒人の警備員のおばちゃんだったらしい。
半分泣きそうになりながら、おばちゃんにお礼を言って、俺はそこで横になった。
途中目が覚めて、辺りに目をやると、遠く離れた席でおばちゃんが休憩しているのが見えた。
目が合うと、おばちゃんは親指突き立ててにっこり笑ってくれた。
本当に何よりも安心した。
次に目が覚めたときは、すっかり朝で、お礼が言いたくっておばちゃんを探したけど、もういなくなってた。
次の日はすっごい天気が良くて、太陽がきらきらで。
あれだけ大変だった一日も、おばちゃんと太陽のおかげでなんだかすがすがしい気分で帰路についた。
家に帰り、その穏やかな気持ちで、笑い話のつもりで心配していた彼女に話したら、すっごい剣幕で怒られた・・・。
「なんだかんだで切り抜けてるけど、そうなる前に気を引き締めて!!!!!!死ぬよ?」
こんな感じで、次の年、「俺インド行ってくる!!」って言ったとき、彼女は「あ。この人いよいよ痛い目見るな」って思ったらしい。
痛い目見るってか、白いう●こ見ちゃったけどね。その話はまた今度。
そんなシアトル旅行でした。
今ではいい思い出です。