17歳になる年の春、友達の仕事にくっついて、初めてアメリカに来た。

その日は仕事の都合上、朝早くに街を出ることになった。

朝ごはんを近くのファーストフードで買おうという話になり、車を街中のバーガーショップに横付けし、俺が店で買ってくることになった。

難なく買い物を済ませ、店から出ると、入り口にたむろしていたホームレスが、ゾンビのように俺のことをゆっくり追いかけてきた。

しばらくトラウマになった。


それから10年経ち、日本に一年程一時帰国することになり、出発の前夜、明け方まで友人と飲み明かした。


最後まで生き残った年長組3人で、最後の思い出作りにダウンタウンへ向かう事になった。

結局、何も面白いことは無く、小腹が減ったので朝早くから開いているドーナツ屋に立ち寄った。


入り口でたむろするゾンビみたいなホームレスを颯爽とすり抜けて、ドーナツとコーヒー握って店を出たとき、

「あ。俺も大人になったな。」

なんて思った。


だいぶ・・・続きを書いていなくってですね・・・・

ずっと続きを書かなきゃ!!と思いすでに2年が経ちましたw



今日でしっかり落とします!!

そして次からはもっとどろどろした昼ドラ的なブログにします!!


さて、前回はシアトルから飛び立つとこまででしたね。

いやぁ。何年も前の話に聞こえますな。


えー紆余曲折ありましたが、無事夜の9時にシアトルからの飛行機に乗ることができました。


その時点で、結構酔っ払ってしまっていた俺は、屍のように座席に沈み込んだ。

足元に何か当たった気がしたが、もはや気に留めもしなかった。


やがて飛行機が動き出す。


すると俺はあることに気づく。



携帯がない。



一気に酔いが醒め、自分の記憶を探っていく。


飛行機に乗る直前までは確実に手元にあった。カリフォルニアで待つ友達に、電話でお迎えを頼んでいたから。


ではその後だ。


む?そういえば席についてから何か足に当たったな。ひょっとしたら携帯が落ちて当たったのか?


しかし座席の下を探しても見当たらない。



とりあえずCAに聞いてみた。


すると、「え?! あ・・・」みたいにしどろもどろ。



話をまとめると


俺、携帯落とす→後ろの客拾う&CAに渡す→CA、前の客の落し物だと思い、地上職員に渡す


もう飛行機動き出しちゃってるからどうにもできないの。今度は俺の携帯がシアトル発つの失敗したの。


CA「とりあえずオークランド空港に到着したら、向こうの地上職員に事情説明して。そしたらシアトルから送ってくれると思うから~」



今こうやって書いてても、思い出すだけでイライラする。

そう。CA「ワタシにはどうにもできないから」的なノリでかわしやがった。

こっちが留学生なこと見越して、どうせ問題にもならないしょ、的な感じでさらっと切り抜けやがった。



当時の俺は怒りを覚えつつも、それどころじゃなかった。


そうだ。


携帯無いと友達と連絡取れない=おうちに帰れない。

だって空港つくの12時近くで公共交通機関が動いてない。


俺は到着次第、できるだけ早くロータリーに出て、友達が来るのを待ち構えようと心に決めた。



しかし!!

神様は、こういうとき、希望の種を徹底的につぶしてくれる。


オークランド空港に飛行機が近づくと、機内にアナウンスが流れた。

「霧が濃く、視界不良のため、念のため霧が薄くなるまで上空待機します。」

そう。ベイエリアは霧がで有名。サンフランシスコなんて、街半分霧で隠れることなんてしょっちゅう。


しかしやばい


ひじょーにやばい


なによりもまず、俺の膀胱がやばい。


シートベルト着用のタイミングで、トイレに行きそびれた俺は、結構あせっていた。

最初は「頑張れる。着陸したらそっこートイレ。その後地上職員と話して、そしたらロータリー出てて・・・。」なんて考えてた


まさか・・・30分も上空待機だなんて思ってなかった・・・・。



着陸後、生まれたての子鹿のようにがくがくしながらトイレに向かう。


トイレから出ると、例のう●こCAが地上職員のところへ連れて行く。


CA「この子の話聞いてあげて!じゃあ!!」 といって颯爽と帰りやがった。


もはやここまできたら、何にもめげない。


俺ガム噛みながら話を聞く黒人のにーちゃんに頑張って説明。




にーちゃん「俺にはわっかんねーや。ここ電話したらどうにかなるんじゃね?」



もうね、「ふ●ーーーーーーーーーーーーっく」って叫んだよ。全力で心の中で。


「時間返せよマジで!! 友達に会えなかったらお前のせいだからな!!」って捨て台詞はいてやったよ。

心の中で。



で、そのままロータリーへとチョーダッシュ。

「そこでずっと待ってれば、きっと友達が見つけてくれるはず!!」

そんな期待を胸に、外へ飛び出す。



ロータリー

ありえないくらい渋滞



どっかの馬鹿が喧嘩してけが人出して、救急車だのパトカーだのって事になって、もう人も車もごっちゃごちゃ。


もう俺はここで諦めた。

この混雑の中友達は俺のことを見つけられないだろう。

電話も出ないし。


「友達は怒っているんだろうな、ははは。もう疲れたよ、パトラッシュ(スーツケース)」


そう言って俺は、全米でも有数の治安の悪い街、オークランドにある空港で一泊を決め込むことにした。




たださ、いざ椅子に座って横になろうにも・・・・その・・・・

何の荷物も持ってない、ちょっと汚いおっさんウロウロしてんだよね・・・

夜中の2時に空港で。。。。


「とりあえずタバコを吸おう。そして安全な場所を探そう。」


そう思い立って、もう一度外へ出た。


当時、オークランド空港ってのは元からあったターミナルの隣に新しいターミナルを作っていて、それが目に付いた。


「とりあえずあっちに行こう」


重い荷物を引きずりながら、その新しいターミナルの前に行くと、建物の入り口に俺の2倍くらいでかいファンキーな黒人のおばちゃん警備員がいた。


こんな夜中に、しかもこんな危ない空港に、アジア人の男の子がウロウロしているのを不思議に思ったのだろう。おばちゃんは俺に話しかけてきた。


「やぁ。どうしたんだい?ひどく疲れているじゃないか?」


俺は事の顛末を全部話した。


すると、おばちゃんは深いため息をつき

「あなた、ほんと今日はついてないのね。そういう日もあるわ。これからどうするの?」と聞いてきた。


俺は、寝るところも無いし、このまま朝までどうにか時間をつぶして、それから帰ると伝えた。


おばちゃん「ほんとうは、誰も入れちゃいけないんだけど・・・。いいわ。ついてきなさい。」


そう言って、その新しいターミナルの中へ俺を案内してくれた。

俺はおばちゃんの後を言われるがままついていき、真新しい椅子が並んだ待合所へと連れて行ってくれた。


おばちゃん「空港の人にはワタシから話しておくから、ここで朝まで過ごすといいわ。ここなら危ないやつらも来ないし安全よ!!」



どうやら、神様はファットな黒人の警備員のおばちゃんだったらしい。



半分泣きそうになりながら、おばちゃんにお礼を言って、俺はそこで横になった。


途中目が覚めて、辺りに目をやると、遠く離れた席でおばちゃんが休憩しているのが見えた。


目が合うと、おばちゃんは親指突き立ててにっこり笑ってくれた。


本当に何よりも安心した。



次に目が覚めたときは、すっかり朝で、お礼が言いたくっておばちゃんを探したけど、もういなくなってた。



次の日はすっごい天気が良くて、太陽がきらきらで。

あれだけ大変だった一日も、おばちゃんと太陽のおかげでなんだかすがすがしい気分で帰路についた。



家に帰り、その穏やかな気持ちで、笑い話のつもりで心配していた彼女に話したら、すっごい剣幕で怒られた・・・。


「なんだかんだで切り抜けてるけど、そうなる前に気を引き締めて!!!!!!死ぬよ?」


こんな感じで、次の年、「俺インド行ってくる!!」って言ったとき、彼女は「あ。この人いよいよ痛い目見るな」って思ったらしい。


痛い目見るってか、白いう●こ見ちゃったけどね。その話はまた今度。




そんなシアトル旅行でした。


今ではいい思い出です。


さて3回目。


もはや火曜に更新しようかなって。
忙しくってさ。

週末は遊びまくって、ろくに家帰ってねーし。

それに・・・。




月曜、ジャンプもヤンマガもでるじゃん?





そして3回目にして気づいたんだ。



俺前置き長くね?



すっと書きますね。




金曜日、ワタクシ珍しく渋谷にいました。

アメリカで時間を過ごした友が帰ってきましてね。
先に日本に帰ってきてた他2人と俺を含めて飲んできました。


やっぱいいね、共に濃厚な時間をすごした友人と飲むというのは。


始発まで飲んじゃって、電車で寝ちゃって、気づいたら山手線2周しちゃったのはここだけの話。




そう、昔の友達。



6年住んでたアメリカでは、一人で渡米したとはいえ、あちらにもそして日本にも繋がりの深い友がいて、励まされたり励ましたり。
とてつもなく支えられた思い出があります。


そんなアメリカライフには幼馴染との思い出もあります。


俺の幼馴染と言うのは中学からの付き合いではありますが、知り合ってからはとてつもなく濃い時間を過ごした女性。


お互いを切磋琢磨した仲。


そんな彼女も俺と同じ時期、同じ西海岸のシアトルに住んでおりました。


一年しかしない友人に、折角だから会いに行こうということで、彼女の反対を全力で無視し遊びに行ってやりました。


だってチケット付き合う前から取っちゃってたんだもん。




そんな彼女ほっといて、初めてカリフォルニア以外に旅行に行く興奮し、久々の幼馴染との再会にワクワク。




そらもう楽しかった。


毎日腹いっぱい食ったし、ジミヘンの墓に行ったりー、ブルースリーの墓に行ったりー、カートコバーンが自殺した家行ったりー。。。。


オリンピックナショナルパークにも行ったよ!!


あちらで知り合った人達とも仲良くなり、本当に素晴らしい時間を過ごした。






そして別れの日。






ここから物語が始まった。








あれは朝9時の便だった。

俺は、幼馴染とシアトルの盟友と共に空港へと向かった。

7時半には空港には着いていただろうか。



前日、別れを惜しみ、俺達は遅くまで飲んでいた。

そのおかげで、みな眠気眼だったが、快く送り出そうと笑顔で最後までいい奴らだと俺は心から感心していた。


アラスカエアラインのカウンターにたどり着き、俺はチェックインのためにみなを傍のベンチに残し、カウンターへ向かった。




するとカウンターのスタッフが俺に言い放った。

「アナタまだチェックインできないわよ。」



俺は
「なんだこのマダム。一時間半前だぞ?できるだろ?アメリカ得意の『めんどくさいからまだいいよ』的なあれか?」



そう思ったが、変態紳士らしく、真摯な態度でお伺いを立てた。


するとマダム
「だって2時間前からしかできないもの。」


俺は
「何を言っているんだ?シアトルはカリフォルニアと時差あったか?ねーよな?時計読めないんですか?馬鹿ですか?」


そう思ったがぐっとこらえ
「何言ってんだよー 一時間前だぞ?」と全力で睨みつけた。





「だってあんたのフライト午後9時だもの!!」





チケットの時間を確認し、俺は精一杯の声で言った。




「ごめんなさーい!!」



俺はそう言い残し、全力で走った。


俺を待つ友への元へとだ。




そのままの勢いで、俺は華麗に体制を変え滑り込んだ。



そう、土下座の体制へ。



キレイに磨かれた床は大変滑りがよく、そのままの体制でみなの足元へたどり着き、そのままの体制で伝えるべき事を伝えた。



「俺を思いっきりグーで殴ってください。」




心通じ合えたと思っていた友は、満面の苦笑い。






そのままみなと街中へ戻り夜の9時まで飲み明かした。



そして夜9時二度目のさよならを告げ、俺は飛行機へと向かった。







そして第二章は始まる。。。








さ、今週はここまで。

クソほど長い話は、切って進めようと心に決めたんだ、俺。

だって読んでて寝ちゃった人いるらしいから。



また来週をお楽しみに!!



peace ya!











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