京都へ出かけた本題というのは、美術館「えき」KYOTOで開催された「四大浮世絵師展」を見に。
.....食べもんばかりではありませぬ....ヽ(`Д´)ノ
神戸在住の浮世絵収集家中右瑛氏による冩楽・歌麿・北斎・広重のコレクション。
つい数ヶ月前に滋賀県立近代美術館で北斎展を見たばかりだというのに....幸運にも再び♪
しかも今度は冩楽・歌麿・広重も....なんと贅沢な!!
滋賀県立近代美術館 「葛飾北斎展」 の過去記事はコチラ→ ☆☆☆
やはり注目は、北斎の富嶽三十六景、そして広重の近江八景。
もちろん冩楽・歌麿もですが....冩楽は誰なのか?という謎、これまた興味深いです。
そもそも謎の浮世絵師東洲斎冩楽はだれなのか?
作家 十返舎一九
役者 斉藤十郎兵衛
絵師 葛飾北斎
絵師 喜多川歌麿
いろいろな別人説があるのもおもしろいですな。
そんな中でも気になる人物は、浮世絵師 歌川国政...これがねぇ、冩楽よりも上手いんですよ。笑
歌舞伎役者の顔をクローズアップした大首絵。
目鼻立ちのデフォルメの技法は冩楽そっくりなんですが....国政のがずっといいっす。
ネットで人となりを調べようとしてもほとんど人物像がわからないってとこも冩楽を彷彿とさせます。
個人的には歌麿の....ウタマロ~♪ってかんじのエロさも好きなんですけどね(〃∇〃)
「遊君鏡八契」なんてもう....絶句。←これかなりマニアック。爆
北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」は、やはりあざやかな藍色が印象的。
北斎ってやっぱり藍のイメージというのを再認識させられますな。 (上の写真はポストカードです。)
残念ながら近江八景は「唐崎の夜雨」のみ。
しかし、唐崎の松林は近江八景のうち、自宅から一番近いところなのです。
夜雨だと....きっと真っ暗で何も見えませぬゆえ、昼間の唐崎の松をレポしてきます。笑
あえてリンクや画像は貼りませんので、実物はぜひこの機会に美術館「えき」でお確かめ下さい。
凱風快晴」や「三代目大谷鬼次 奴江戸兵衛」などおなじみの作品も楽しめます。
■中右コレクション 「四大浮世絵師展」 冩楽・歌麿・北斎・広重
JR京都駅ビル内 伊勢丹7F 美術館「えき」KYOTO
開館時間 AM10:00 ~ PM8:00
☆ただし、最終入館はPM7:30まで......最終日はPM5:00閉館
☆入場料 大人700円
1月21日まで(開催中は無休)
「遊君鏡八契」がどんなふうにエロいか気になる人↓↓↓ 笑