11月4日、京都パルスプラザで催された「みんなで学ぶ発明・発見」というイベントに出かけてきました。
発明協会京都支部開設100周年を記念したこのイベント、名立たる京都企業も出展していて、子供だ
ましなどと決して侮れませぬ。さすが、技術の都でもある京都ですな。
しかし100年も続いている発明協会京都支部ってナニしてるの?
朝9:30過ぎ、開場前から並びました。しかし、仕事以外でパルスプラザに来たのは初めてですな。
さて名立たる京都企業その1は大日本スクリーン製造さん、超特大のコピー機を持ち込んで人間コピー
をしてしまおうというもの。さっそくmizzもやってみました。
まず、コピー機の上に寝転がります。
タオルケットを上から掛けます。かなりじじくさいです。笑
約1分ほどかかりますが、オフィス用のコピー機と同じように光源が移動していきます。
コピーされた紙が出てくるのではなく、接続されたPCに取り込まれます。↓
後日プリントして送ってもらえるそうですが、等身大だそうです。楽しみ楽しみ♪
(出来上がりイメージ↓)
次は木の枝や板切れを使って工作教室.........
ですが、のこぎりで切ること自体が楽しくて、何か作る気はまったくなし。親子2人でひたすら切ってました。
イメージが貧困なとこまで似ています.........ていうかソックリ。笑
さて本日のメインです。ムタタセイサク君、そのまんまですな。
村田製作所さんからの出展です。テレビなんかでもおなじみですね。
もっと大きいもんだと思ってましたが、身長はわずか50㎝、お姉さんと比べると確かに小さいですな。
そしてお姉さんより明らかに小さい、いかにも技術者なお兄さん。距離の関係上ムラタセイサク君と
似たような身長になってるし。笑
このムラタセイサク君、歩行はできませんが、村田製作所さんの技術の粋を集めて作られています。
で、村田製作所ってどんな会社?
村田製作所さんは電子部品のメーカー、ムラタセイサク君のボディは高性能電子部品の固まりなのです。
まずは、この状態。身じろぎもせず補助輪のない自転車で静止、まず人間には不可能な技です。
この技術を可能にしているのがジャイロセンサ、ボディのわずかな傾きやブレを感知し、胸のファ
ンをまわしてバランスを保ちます。
この技術はデジカメの手ブレ防止機能に応用されています。
ちなみにボクのデジカメには手ブレ防止機能がないのです。(食べ物写真撮るときは特に辛い。)
そして、障害物を自動的に検知してストップする超音波センサ、胸に2つついていて、ひとつは障害物
に向けて超音波を発信し、もう片方で反射した超音波を受信します。
他にもセラミック製の高屈折レンズ、ルミセラやPCで遠隔操作するためのBluetoothモジュールなど
がついていて、これらを使うとこんな荒業も。秘技平均台渡り!
ちゃんと下を見ながら渡ってるとこなんかもニクイです。
電子の目でわずか30㎜の平均台の幅を外れないように監視してるのだそうです。
たまにはこういうのも面白いですね。しかし京都企業にはどうも半導体や電子部品メーカーさんが多い
のですが、どう違うのかイマイチわかりません。
(村田製作所さん・ロームさん・島津さん・オムロンさん・日本電産さん・京セラさんなどなど。)
しかし、ムラタセイサク君を見ながら..................................
ボクはどっちかって言うとお姉さんをしっかりチェックしておりました。笑
■ムラタセイサク君
web.http://www.murataboy.com/