島根里帰りの旅【ゴビウス/宍道湖自然館】 |   + Mother Lake +

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帰り道、島根ワイナリーでお土産を買い込んでから松江に戻ります。
今度は宍道湖の北岸を通るルート、松江まで戻ればちょうど宍道湖を1周することになります。


せっかく宍道湖岸を通るのだから少し寄り道して「ゴビウス」に行くことにします。出雲平野の田園地帯の中、宍道湖の一番西の端っこ、山陰唯一の私鉄「一畑電車」がのんびりと走っています。




場所は出雲市平田町(旧平田市)、出雲地方でも最も訛りがきつい土地として有名です。「私の生まれは雲州平田。」→「わたすのおまれはおんすうふらた。」ってな感じ。笑



島根県立宍道湖自然館「ゴビウス」。ゴビウスというのは小魚という意味のラテン語、ハゼ科の魚の学名にも使われます。そして出雲地方ではハゼのことを「ゴズ」、この語呂のよさも命名のきっかけなのかもしれません。(マスコットはゴビィ↓)




mizzは小さい頃に一度行っていて、そのときに買ったぬいぐるみがあります。


滋賀や京都のにお住まいの方はよくご存知の「琵琶湖博物館」、あんなにバカでかくはないですが、その宍道湖版といったところの体験型水族館です。


宍道湖は水域面積79.1㎢で国内で7番目の大きさ、大橋川を通じて東隣の中海は86.2㎢で国内6番目の大きさがあります。(ちなみに2つあわせると霞ヶ浦とほぼ同じ第2位の大きさになります。


どちらの湖も淡水と海水が混じった汽水湖ですが、海に直接つながっている中海は海水の2分の1の塩分、宍道湖は10分の1の塩分が混じっています。
中海の生態系はほぼ海と同じで、川の河口に見られる魚が多いです。宍道湖は海水魚もいますが淡水魚も多く生息しています。



松江の味覚「宍道湖七珍」はその代表的なもの、スズキ・モロゲエビ(手長エビ)・鰻・アマサギ(ワカサギ)・しじみ・鯉・シラウオがそれにあたります。(ゴズは入ってないですがから揚げにするとおいしいです。)


まず目についたお魚.............な、なにこれ。不細工!




馬頭アジという南洋系のアジの仲間だそうです。うまいのかな..............?なんかヒレが絡まってるし。

でもなんでこんなの宍道湖にいたの?


青いアマガエル!気持ちわりぃ。あ、でもこれがほんとのアオガエル。笑

右側のは黄色いのです。




これ!春先に食べたサクラマス です。じゅりあさん、こんなんですよ-。
サクラマスはヤマメが川を下った魚です。



と、mizzはもちろんのこと、大人でも結構楽しめました。いろいろな宍道湖の自然の豊かさに触れることができます。


海へ山へ湖へと中身の濃い1日でした。次?次はもちろん晩御飯です!




島根県立宍道湖自然館「ゴビウス」


島根県出雲市園町沖の島1659-5
tel.(0853)63-7100
web.http://www2.pref.shimane.jp/gobius/