kazzのブログ

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映画のこととか、その他の観賞ものについてとか、スポーツ観戦とかの感想などなど、つぶやきたいな…と。

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クロール 狂暴領域
2019/10/14 @TOHOシネマズ市原
★★★★☆

疲れた😣💦
これはもはや、アクティビティ映画とでも言おうか。
これこそが、映画でなければ楽しめないジャンル。
いわゆる「体験型」です💨

折しも、台風15号と19号の猛威が日本を襲ったばかり。
河川の決壊による洪水が車や家屋をさらっていく様を見て、自然の恐ろしさを改めて確認したところだ。
この映画は自然災害を題材としたディザスター・ムービーなのだが、そこにアリゲーターを発生させてホラーテイストを加えたアトラクションになっている。
よく思いついたものだ。


物語は単純。
この危機を主人公父娘(おやこ)がどうやって脱出するのか、できるのか…というオハナシ。
だが、この父娘はとことん追い詰められ、二人はかなりの傷を負う。
これが最初は痛々しいのだが、エスカレートしていくと、その不死身ぶりに圧倒される。
恐らく、自分なら諦めている。もう一気に噛み殺された方が楽だと判断しそうだ。
だが、この父娘は諦めない。諦めない素地は映画の導入部で説明されているので、一応の説得力はある。


そもそも、この家の地下室は一体どういう構造なのか。
アメリカ映画で地下室がある家は当たり前のように出てくるが、とてもこんな家には怖くて住めない。
ハリケーンが迫るこの街で避難の呼びかけとともに「救助できる保証はありません」という忠告の放送が流れるところに、アメリカ的合理主義を感じた。
逃げないのは自己責任です…と。
避難後の商店にボートまで用意して盗みに入る輩も、アメリカ的な発想だ。

そんなことより何より、主演のカヤ・スコデラリオの体を張った熱演が胸を打つ。
アリゲーターはCGなのだろうが、やはり人間は肉体で演じた方が迫力がある。
凄まじいばかりの生命力を見事に体現している。
「メイズ・ランナー」シリーズのあの娘ですね。

「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」のヒロインでもありました。


アリゲーターと洪水が次々に襲いかかるアイディアと、その演出が見事。
息つく暇を与えないので、だから疲れた。
ドッキリハラハラが好きな人にはお勧めの一作。

監督のアレクサンドル・アジャは、ホラー映画を得意とするフランス出身監督で、2003年「ヒルズ・ハブ・アイズ」(ウェス・クレイヴン「サランドラ」のリメイク)でハリウッドデビューしたらしい。
2010年「ピラニア 3D」