阪神大震災。
私は当時、兵庫県尼崎市に住んでいました。
すぐ近くに新幹線が走っていました。
線路の継ぎ目と言っていいのかわかりませんが切ったように落ちていました。
阪神高速も数カ所同じように落ちていました。
ある日、落ちていた線路は元に戻っていました。
あの頃は、本当に「ある日、気づいたら」でした。
幼心に「簡単に治るんや」ぐらいの気持ちで見ました。
このドラマを見て、あの頃の自分を恥じました。
心から恥じました。
「ある日」の為にどれだけの人たちが命がけで頑張ってくれたんだろ・・「ある日」を一日でも早く向かえるよう・・しかも耐久性などに手を抜かず・・
改めて日々の生活の中で安心して「橋を渡る」「電車にのる」「トンネルをくぐる」「階段を登る」などを支えてくださる人たちの存在をありがたく思いました。